『本と文房具とスグレモノ』

文房具は、身近で安価で即効性のある成長アイテムです。毎日、情報を発信してます。

ぴあMOOK『おとなが愉しむ 文房具の世界』が凄かった!

f:id:fumihiro1192:20210110113723j:image

今日は、2020年12月に発売されたぴあMOOK『おとなが愉しむ 文房具の世界』が凄かった!という話です。僕も寄稿させていただいていますので、その内容についても触れていきたいと思います。今日も僕のブログによろしくお付合いください。

まずは、コンテンツ引用です

(contents)
【巻頭】上大岡トメ描き下ろしコミックエッセイ「文房具の進化が止まらない!渋谷ロフト探検ルポ」
【巻頭企画】達人に聞く オススメ文房具10選
【特集】テレワークの頼れる相棒!仕事もはかどる機能文具
【メイン企画】文房具使い勝手大図鑑
  ■書く ボールペン/シャープペン/鉛筆/万年筆/複合ペン/蛍光ペン
  ■消す 消しゴム/修正テープ
  ■伝える ふせん/メモ帳/レターセット
  ■留める のり/ステープラー/マスキングテープ/クリップ
  ■切る ハサミ/カッター
  ■残す 手帳/ファイル
【巻末企画】大型店からWEBショップ、個性派のお店まで全国文房具店ガイド

こんな風になっているんですが、この中の【巻頭企画】達人に聞くオススメ文房具10選のエントリー2番「普段使いの文房具」を書かせていただきました。仕事などで使う文房具でストレスなく使えるものでオススメのものを解説と一緒にピックアップして欲しいとのことです。

もちろん、ここには『おとなが愉しむ 文房具の世界』というくくりがあるので、社会人が持って恥ずかしくない、そしてこだわりを感じるものを選びました。すぐに文房具屋さんに行って買えるもの、そして使っていてストレスフリーなものが良いなぁと思って選びました。

僕は文房具のプロと名乗っていますが、「達人」と呼ばれると何だか不思議な力を持った人みたいで良い気分です。某テレビ番組に出た時も、番組出演者の皆さんからそんな風に呼ばれて天狗になっていました。それにしても良い響きだなぁ。そう呼んでもらいたいです。
f:id:fumihiro1192:20210110113720j:image

僕が選んだ普段使い文房具10選

掲載された順番に紹介していきますと、こんなラインアップになっています。

  1. 月光荘「スケッチブック」
  2. ライフ「ノーブルノート」
  3. ポスタルコ「スナップパッド」
  4. カシオ「プレミア電卓S100」
  5. シード「天然消しゴム スーパーゴールド」
  6. ブックキャリー「ブックキャリー」
  7. 林刃物「フッ素コートはさみ:アレックススリム」
  8. トンボ鉛筆「ペン型消しゴム:モノゼロ」
  9. パイロット「キャップレス万年筆:デシモ」
  10. サンスター文具「自立型ペンケース:デルデ」

どれか持っていらっしゃる文房具はありますでしょうか?もしお持ちでないなら是非次に文房具屋さんに行った時にチェックしてみてください。どれも文房具好きを唸らせる逸品です。

中でも、月光荘「スケッチブック」は、只者ではない雰囲気を醸し出すのでオススメです。

f:id:fumihiro1192:20210110113732j:image

「文房具図鑑」がすごい!

毎回ですが、ぴあMOOKが文房具特集をやるとこのコーナーがすごいです。分析と評価が恐ろしくマニアックで誰が書いていて誰が監修しているのか知らないですがステキだなぁと思います。今回も消しゴムの断面図を取り入れてます。こういうの好きです。

買いたい人は、こちらから! ↓↓↓

book.pia.co.jp

f:id:fumihiro1192:20210110113728j:image
f:id:fumihiro1192:20210110113717j:image

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。読者の方に感謝です。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

満員御礼!第136回文房具朝食会@名古屋、開催します!「大人の手帳術を語り合おう」

f:id:fumihiro1192:20210110104508j:plain

第136回文房具朝食会@名古屋を開催します。
今回のテーマは「大人の手帳術を語り合おう!」です。

文房具朝食会@名古屋の開催内容です

もう2021年がスタートして半月が過ぎようとしています。皆さんの手帳ライフはいかがでしょうか?今回は「大人の手帳術」というテーマでセッションしてみたいと思います。

僕自身、手帳を上手に使いこなしているとは言えないのですが、だんだん無駄なくスリムにやれているんじゃないかなって思ってます。手帳で何がしたいかが大事ですよね。

「大人の手帳術」良いとか悪いとかなんてありません。自由に使って楽しく過ごすために、どんな使い方をしているのか教えてください。そして、そんな情報を共有して、よりよい手帳ライフを楽みたいと思ってます!

どんどん世の中はデジタル化していますが、基本がわかっていなくては使いこなせないですよね。その基本が「手帳術」に凝縮されているのです。ぜひ、この機会に一緒に考えませんか?

日時:1月17日(日)13時から15時
場所:Zoomミーテング(オンライン)
会費:無料
人数:主催者も合わせて9人くらい

参加表明いただきましたら、メッセンジャーでグループを作りZoomのID&パスを送ります。参加のご検討、よろしくお願いいたします。申し込みのfacebookページはこちらです。

www.facebook.com

f:id:fumihiro1192:20210110104515j:plain

手帳で、大人になったなと感じるとき

大人になるって、ちょっと余裕を持って物事に対処できるってことだと思います。新入社員の頃は、スケジュールと上司とお客さんが話をしている内容を手帳に書くのが精一杯だったのに、今では必要なことだけを書くという余裕が出てきました。大人になったなぁと思います。

さらには、大人になると選択肢も増えます。具体的に言えばやらなくても良い、やらないと言える選択が増えるんですよね。ここが出来るようになると足し算しか出来なかった子が引き算も掛け算も割り算も出来るようになったような爽快感があります。

僕の場合、40歳の半ばくらいからこの感覚を感じながら「大人になったなぁ」と感じて生きています。どうしてもっと早く大人にならなかったんだろうと反省してみますと、根本的な社会構造を理解出来ていなくて意味なくおびえて怖がっていたせいじゃないかと思えます。

こんな気持ちの部分を織り交ぜながら、「大人の手帳術」の話が出来ると良いなぁと考えています。参加メンバーの皆さん、よろしくお願いいたしますね。

f:id:fumihiro1192:20210110104523j:plain

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
読者の方に感謝です。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

最強のツール『情報カード』を上手に使ってデーターベースを構築しよう!

コクヨ メモ帳 情報カード 横罫 B6横 2穴 100枚 シカ-13

今日は『情報カード』を紹介します。アナログな僕にぴったりの文房具なのです!

『情報カード』は昔からある文房具なのですが、ノートや手帳よりも機動力があってデータを蓄積したり保存しておくのに最適です。僕はメモパッドでこれをやっていたんですが、こちらに乗り換えようと計画中です。考えたことをその場で書き込んで推敲するのが良いですね。

『情報カード』を紹介します

情報カード(じょうほうカード、英:index card, 豪:system card)とは、継続的な蓄積を目的として情報を記録する、一定寸法に裁断された厚手の紙片のこと。カード型データーベースの構築に用いる。 記録する情報の種類や用途により、「住所録カード」や「図書(目録)カード」、「文献カード」や「研究カード」とも称される。(出典:情報カード – Wikipedia)

 僕自身のこととして考えてみると、ノートや手帳でデーターベース構築をやっているんだろうなぁと思う節があります。そうであるならば、機動性の高い『情報カード」を持ち歩いて、そこから情報を集約するというのも良い手段だと思いつき、使ってみることに決めました。

当面は大きめの付箋で代用しますけど、自分なりのオリジナルカードを作って、それにどんどん変化して流れていってしまう思考を書き留めて、どんなアクションプランでその思いつきに乗っていくのか企画したほうが良いでしょう。早速、やってみたいと考えています。

いつやるの?今でしょ!って、古い決めセリフが思い出されます(笑)。昨日、文房具朝食会@名古屋のメンバーでセッションしていて『情報カード』というキーワードが引っかかってきたのです。これも良い機会ですので、積極的にトライしてみたいです。

コレクト 情報カード B6 セクション 2穴 C-3602

『情報カード』の使い方

昔の図書館の蔵書管理はこの『情報カード』で管理していましたよね。今でも子どもの頃、そのような風景を見たことを覚えています。気の遠くなるほどの工数をかけて、一枚一枚司書の方が書き込んでいたかと思うと頭が下がります。

でも、僕は子どもの頃、司書になりたかったんですよね。そして仕事の隙をみて、思う存分、本を読みたいと願っていました。そうやって本を読んでいるうちに、とんでもない鉱脈みないな情報を発見出来るかもしれないと本気で考えていました。

最近では、そんな情報整理みたいな使い方はしないんですよね。パソコンやインターネットの普及でそんな仕事はなくなってしまったのです。しかし『情報カード』は、全く別の使い方で脚光を浴びていて、今でも文房具屋さんで売ってます。

それは、携帯することで手帳やメモ帳の代わりに使用されるようになったことです。
ちょっとしたアイデアが浮かんだときに書き留めたり、他の人に渡すメモとして使用したり、使い方は人それぞれですが、思考を書き留める道具となってます。

さらには、大人の文房具:ジョッターというアイテムに情報カードを組み合わせて使用されるようになり、今でも完全とその地位を確保しながら生き残っている文房具なのです。

情報カード 無地 名刺サイズ J884

やっぱり『情報カード』必要です

僕は2021年はメモ魔になろうと思います。降りかかってきた情報を全部捕獲して、組み合わせたり、ずらしたり、練りこんだりしながら、思考を固めて計画的に実行するのです。

そのためにも『情報カード』は必要ですね。 

こんな意気込みで『情報カード』を使い始めてみたいと思います。ぜひ、ステキな使い方をされている方は教えてくださいね。お願いします。

情報カード 5×3 無地 C-531

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。この『情報カード』と、どんな風に付き合っていくのか楽しみになってきました。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

きっちり自立する!キングジムの「フタマタフセン」は新しい時代の幕開けです

f:id:fumihiro1192:20210108192203j:plain

こんな突飛なネーミングでも文房具ユーザーに受け入れてもらえるのだろうか?にわかに信じがたいのですが、こういうのが意外に受けちゃったりする時代なのかもしれないです。今日はキングジムさんの『フタマタフセン』を紹介します。

 フタマタって、良いんだろうか?

最近使わなくなりましたが、ふたまた(二股)とは、二人の恋人と同時交際すること言います。または様々な事象で、対立する二つの勢力の両方に味方するような場合に、この言葉が使われます。良い意味で使われることはないので悪いイメージの言葉として定着しています。

日本の戦国時代末期、かの有名な独眼竜:伊達政宗が「二股膏薬」(右足の股にも左足の股にもいつの間にかついている貼り薬。風見鶏と同様の意味)と、揶揄されていました。本来はこちらの意味が主流だったそうです。相手を卑下する言葉であるのは変わってないですね。

こんな語源を持つふたまたという言葉を堂々と文房具の名前につけてしまうキングジムさんがすごいのかもしれないです。でも、僕はこの文房具の売れ行きに注目したいです。そしてブレイクした暁にはネーミング秘話を公開していただきたいものです。お願いします!

f:id:fumihiro1192:20210108192147j:plain

「フタマタフセン」商品紹介です

株式会社キングジムさんは、先端がフタマタに分かれて自立する付箋「フタマタフセン」「フタマタフセン イラストタイプ」を、2021年2月5日(金)より発売します。初年度販売目標数量は22万冊です。発売はもう少し先なのですが、みなさんお楽しみにしててくださいね。

確かに片側が折れて立つフセンはありましたが、フタマタになっているタイプは記憶にないです。ちょっと厚めになるだろうから、ノートや手帳をたたんだ時に邪魔にならないのかな?心配ですが、そういうところは十分に実証実験済みでしょうから心配しないようにしますね、

では詳細説明に入っていきましょう。

当たり前のことを言いますが、この「フタマタフセン」シリーズは、接着面がフタマタに分かれている付箋です。ですから、このネーミングなのです。でも、このフタマタ部分を活かして楽しい使い方や便利な使い方が出来るのではないかと思って期待しています。

簡単に説明しますと、ミシン目に沿って半分に折ると先端が二つに開いた状態になり、しっかりと自立します。平面はもちろん、接着面がフタマタに分かれていることで、パソコンのモニターの縁やデスクの角など立体的な場所にもしっかりと貼ることが出来ちゃうのです。

ラインアップは無地で使いやすいスタンダードな「フタマタフセン」と、動物柄がかわいい「フタマタフセン イラストタイプ」の2種類があります。最初はスタンダードタイプでお試しください。上級レベルの使い方が出来るようになったらイラストタイプですね。

サイズはS、M、Lの3サイズがあります。カラーは黄色と水色の2色です。イラストタイプは表には動物の正面の姿、裏には後ろ姿が描かれており、両面でかわいらしいデザインです。M、Lの2サイズで、各サイズ8柄の計16種類です。吹き出しをつけて使うと良いでしょうね。

f:id:fumihiro1192:20210108192209j:plain
f:id:fumihiro1192:20210108192206j:plain
f:id:fumihiro1192:20210108192157j:plain
f:id:fumihiro1192:20210108192200j:plain

確かにインディックスに丈夫で便利で良いかも知れないですね。このマイナスイメージのネーミングを吹き飛ばすだけの力がこの「フタマタフセン」にあることを願うだけなのです。あなたのニックネームが「フタマタフセン」ということにならないように気をつけてくださいね。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝します。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ 

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

1975年の初代キャンパスノートを見ながら「大人のノート術」を考える!

f:id:fumihiro1192:20210107204021j:image

僕は小中高生の頃、ノートには先生が黒板に書いたことを書き写すだけで精一杯でした。特に読み返すこともなく、何とか写し切ったという満足感だけが残るノートでして、僕の中には何も残るものはありませんでした。そんな僕が「大人のノート術」を考えます。

 ノートは書けば良いものではないのです

今日は「大人のノート術」について書きます。今回は、ひとまず備忘のためのノートは置いておいて、自分の行動につながるような、自分の行動を変えてくれるようなノートの書き方を一緒に勉強していきましょう。ここに注意して書くと人間としてレベルアップ出来ます。

  1. 質問することを考えながら書く!
  2. 数日に分けて書く!
  3. 行動変容を決めて書く!

僕がオススメするノートの書き方は、この3点です。是非是非、実行してみてください。特に1番を意識すると、しっかり聞いて自分のものにしていないと出来ないことですから、進化のスピードが断然早くなります。まあ、試しにトライしてみてください。効果覿面ですよ。

ちなみに、今日の写真画像は初代キャンパスノートです。もしかしたら復刻版かもしれないですが、いただきものなので大事にしています。僕もいつかこのコレクションを使う日がきちゃうかも知れないと思うと、それだけでドキドキしますね。では、始めます。
f:id:fumihiro1192:20210107204031j:image

質問することを考えながら書く

めちゃめちゃささやかなことなんですけど、どんな質問を相手に投げてやろうかと考えながら話を聞くと理解が何倍にも高まります。僕は理由があって、小学校の5年生くらいから、先生の話をこんな視点で聞いていました。1年もしないうちに成績が爆発的によくなりました。

まあ、僕が爆発的といっても大したことないのですが、オール3くらいだった成績が、オール4と5がパラパラといった感じに躍進したのです。これは我が家にとって画期的なことでしたので、ずいぶん両親に驚かれたことを覚えています。とても嬉しかったです。

何を質問してやろうかと、考えていると馬鹿な質問をしないためにも一生懸命に話を聞くようになります。そして理解して咀嚼して、それでも開いている穴を塞ごうとする意識が出てくるんです。良い質問が出来るのは、大部分を理解しているから成せる技なのです!
f:id:fumihiro1192:20210107204025j:image

数日に分けて書く

僕は依頼を受けた原稿は、3日に分けて書くようにしています。そうすると、3回読み直すことになりますから、誤字脱字がぐっと減ります。そして、おかしな言い回しが少なくなります。こうやって3回煮詰めてから世の中に出すようにしているのです。

もちろん、投げた編集者の方が添削してくれる場合が多いのですが、この3回を3日でやることに意味があるのです。同じ日に、同じ時間にスラスラ読んでいてもアラは探しきれません。日を改めてクールダウンして、冷静に読んだり加筆していけば良いのです。

最初に書いたものとは別次元の良いものに仕上がっていくか、現状維持か、どちらかなので悪くなることはなさそうです。ということならば、良いことずくめのこの「数日に分けて書く」を採用してみませんか?どうぞ、どうぞ、真似してもらいたいです。
f:id:fumihiro1192:20210107204028j:image

行動変容を決めて書く

そして、最終の高度技。行動変容を決めながら書くです。

例えば、サッカーをやっている子がそのためにノートを書いているならば、「絶対にプロになる!」とか決め打ちして、目標を持って書くことが大事だということです。これによって着地点が全然変わってくるんです。どうしても日常に流されちゃいますからね。
f:id:fumihiro1192:20210107204035j:image

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

今週のお題「大人になったなと感じるとき」に、このブログ記事を投稿しました!

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

どうして「ボールペン」と呼ばれるのか?念のため書いておきます

f:id:fumihiro1192:20210106191651j:plain

年末にクイズ番組を見ていたら「ボールペンと呼ばれる理由は?」という問題がありました。我が家のメンバーは全員正解でしたが、その番組の解答者の方には結構間違えていらっしゃる方がいました。文房具好きの代表として、念のために書いておきますね。

ボールペンと呼ばれる理由

ボールペンのボールは文字通り「球(ボール)」を指しています。ペンの先に小さな鋼球がついていて、これが対象物に押し付けられ回転することで、軸の中のインクがにじみ出し、紙にインクが付着するので筆記が出来るという構造を持った文房具(筆記具)のことを言います。

英語で表記すると 「ball-point pen」と書きます。または、単に 「ballpoint」 と呼ばれます。「ボールペン」は和製英語だとされる説もあるのですが、俗称・商業用語として英語圏でも 「ball pen」 と呼ばれることがありますので、どうも和製英語ではなさそうです。

イギリス、アイルランドなどの
英語圏では、ボールペンのことを 「biro」(バイロー)と呼びます。イギリス流の英語では 「biro」 は、すでにボールペン一般を指す名詞となっています。これは、発明者のビーロー・ラースローの名字を英語風に読んだ音に起因しています。

めちゃめちゃ紛らわしいですね。こういう感じで時々、発明者などの人名が入ってくることがあるので、よくわからなくなってしまいます。「もしかして、ボールペンはボールさんが発明したからこう呼ばれるの?」みたいな発想になりがちですから、注意してくださいね。

結論は、先端に球(=ボール)がついているからボールペンと呼ぶのです。

(一部、ウィキペディアで調べた内容が掲載されています。)

f:id:fumihiro1192:20210106191654j:plain

ボールペンの歴史を調べてみた

次に、トンボ鉛筆のHPでボールペンの歴史を調べてみました。読んだ記事をベースにして、簡単に内容をまとめてみましたので、読んでみてください。

世界最初のボールペンは、1884年にアメリカで発明されたものです。しかし、当時のものは現代のように精巧に作る技術がなかったため、インクもれがひどく、一般的に普及することはなかったとのことです。なんとなくわかりますね。

現在のボールペンの原理を発明したのはハンガリー人のラディスラオ・ピロさんです。(もしかして、上記のビーロー・ラースローと同一人物???)これは、1943年のことです。

彼の仕事は、新聞記事の文字校正でした。でも、その仕事をしながら、新聞の印刷用のインクは、にじみにくく、乾(かわ)きやすいことに着目し、筆記具への転用を考えました。そこで当時不完全であったボールペンに、ねん度の高いインクを入れて先端のボールの回転でインクを引き出す方式を考え出したのです。

すごい発明ですね。

www.tombow.com

f:id:fumihiro1192:20210106191659j:plain
f:id:fumihiro1192:20210106191656j:plain

いかがでしたでしょうか?ボールペンの「ボール」がどこに由来しているのかわかったと思います。こういう企画楽しいでしょ?時折、このブログに織り交ぜてやっていきますね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ 

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

僕のまだ未解決の悩みは「新しい万年筆にどのインクを吸わせるか」なのです

f:id:fumihiro1192:20210105091623j:image

新しい万年筆がやってきたので、手持ちのインクの中から新年と軸の色にふさわしい万年筆インクをチョイスして、ゆっくりと吸わせてあげて、書いてみたいと思います。これって、とても幸せなことなんじゃないだろうかと感じています。今日はそんな話を書いていきますね。

あけましておめでとうございます!

新年あけましておめでとうございます。この文房具ブログ『本と文房具とスグレモノ』を読んでくださいまして、本当にありがとうございます。このブログが11年も毎日続いているのは読者の方の励ましのおかげです。今年もよろしくお願いいたします。真面目に書いていきます!

僕のこのブログの目標は、

  1. 家庭や仕事で苦しんでいるおじさんたちの憧れになる
  2. さらには「メンター」になる
  3. 役に立つ文房具の情報を発信して社会貢献をする

この3つです。ここの気持ちは変わっていないので、そんなブログになるように精進していきたいと思います。ふらふらと寄り道していたら遠慮なくコメント下さい。うちの次女から「毎日ブログで誰に何を言いたいの?」と厳しい言葉をもらいました。よくよく気をつけます。

次女が言うように、一体誰に向けて発信して、何を読んでもらいたいのか?そこが一番大事ですからね。そして、自分がどこに行きたいのか、どこに向かっているのかを踏みしめて、今年もこのブログを継続していきたいです。時間だけが無為に流れていってしまわないように。

それでは、今日も文房具ブログを始めます。
f:id:fumihiro1192:20210105091607j:image

『ほんとの星空』良い色です!

プラチナ万年筆のプロシオンという素敵な万年筆をいただきました。それも、大好きなターコイズブルー軸です。とても綺麗な色合いですよね。前の持ち主の方が、どうにも相性があわなくて僕のところに来たので、可愛がってあげようと思っています。

確かに油断すると横に引くときにカスれます。付き合いにくい万年筆ですが、そこを含めてどうやってお付合いしていくのか考えなくてはいけませんね。その前に、どんなインクを飲ませて使っていくのか、大いに悩みましょう。やっぱりブルーブラック系が良いんでしょうね。

そんなことを思いながら、僕が選択したのは年末に買ったばかりのPentonote(ペントノート)さんの『ほんとの星空』です。この色合い、今からの季節にとても良いブルーだと思います。まあ、ブルーブラックと呼んでも間違いではないと思います。

f:id:fumihiro1192:20210105091555j:image

『ほんとの星空』の紹介です

ここはPentonotoさんのHPページを引用させて下さい。とても良い文章です。

LETTERS FROM FUKUSHIMA NO.1 ほんとの星空

気軽に様々なインクを楽しんでいただけるように、ボトルを20mlサイズにリニューアルしました。

福島の空はほんとの空です。星空もまた然り。星をきれいに見える山々があります。

その中でも、吾妻山の浄土平からは「ほんとの星空」が見えます。夜も終わり、朝が漂い始める頃、黒が薄まり青になっていく。

その時の空のインクを作って見ようと思いできたのが「ほんとの星空。」です。ちょっと思い出補正もありますが、良いブルーができました。

 彼に見える「ほんとの星空」って、どんな星空なんでしょうか?僕の心の中にも、皆さんの心の中にも「ほんとの星空」があると思います。その心象風景を大事にしながら文字を綴っていきたいものですね。とても素敵なストーリーです。

ということで、インクはこれに決定です。

shop.pentonotelife.com
f:id:fumihiro1192:20210105091541j:image

コンバーターを使ってみましょう

今日はコンバーターを使ってインクを吸い上げて、万年筆で字を書いてみましょう。

ここからはコンバーターの使い方講座も兼ねています。初心者の方は参考にしてください。
f:id:fumihiro1192:20210105091548j:image

本体からペン軸部分を外して、コンバーターを装着します。
f:id:fumihiro1192:20210105091545j:image

こちらが装着状態です。ただ、押し込むだけなので簡単です。
f:id:fumihiro1192:20210105091610j:image

はい、この通り持っても外れません。
f:id:fumihiro1192:20210105091559j:image

インク瓶に首までズボッと入れます。そして後端の回転軸を回してインクを吸い上げます。
f:id:fumihiro1192:20210105091604j:image

吸いました。逆回転させて、2滴ほどインクが出たら出来上がりです。
f:id:fumihiro1192:20210105091615j:image

綺麗に拭いてあげましょう。これを正確にやらないと手につきます。
f:id:fumihiro1192:20210105091619j:image

本体軸に戻して、はい!もう書けるようになりました。馴染むまで書いた方が良いかも。
f:id:fumihiro1192:20210105091552j:image

もうすでに、旧知の仲間にように書くことが出来ます。この万年筆、ちょっとクセがある!

今日は、こんな風にコンバーターの使い方も解説しておきました。新年から楽しい万年筆ライフを送ります。こんなことであれこれ悩むことが出来るのは幸せです。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com

www.fumihiro1192.com