今日で「手帳」考察シリーズの5日目です。なんとか宣言通り書き上げることが出来ました。僕なりの手帳術を展開してきましたが、共感頂けたでしょうか?最終日も丁寧に、僕の思いを綴っていきたいです。よろしくお付き合い願います。
今日の「手帳」の話は、データベースと自分の「トリセツ」です
データーベースとは、何なのか?
データーベースとは、簡単に言えば「情報」が集まった状態のものを指します。ところが、ただ集めて、積んであれば良いというものではありません。この「情報」の山は、検索が簡単に出来て、素早くその情報が取り出せる状態にあるものでなくてはならないのです。
つまり、検索や蓄積ルールがあって、素早く取り出しが出来るもをこの言葉で表すのです。僕たちは、長く生きている間に知識は膨大に蓄積されていきます。すぐに思い出せることばかりではないし、都合よく忘れてしまったりしているので、頭脳はデーターベースでありません。
現在では、コンピューターの検索エンジンが瞬時に探し出してくれるので、それほど精密に分類して保存しておく必要はないのですが、自分なりのデータベースとその取り出し方を覚えておくと、いくつになってもそれはとても有用なものになります。
読書好きな人が部屋いっぱいになるくらい本を溜め込んでいるのとおなじです。そして彼らは自分なりの検索システムを持ってます。僕たちが身近に持っている「手帳」がデータベースになってあれば、これほど心強いものはありませんよね。今日はそんな考察を展開してみます。
まずは、新聞記事をスクラップしよう
毎日、新聞を読んでいたので、気がついたのですが、その記事の中に自分の気分を爽快にさせてくれるものがあったのです。その記事は、スポーツなどで自分の好きな選手が勝ったり、競馬などで自分の選択した競走馬が予想した通りに勝ったものでした。
毎日を鬱々と暮らしていた僕は、その記事をスクラップしてモチベーションアップ手帳を作りました。会社のスケジュール帳と一緒になっていて、会社の行事は先頭ページから、快適記事は最後のページから使い始めて、持ち歩いていました。仕事に疲れると、眺めていました。
この手帳は効果抜群で、その眺めている時間だけは、嫌なことを忘れて自分の世界に入ることが出来ました。その世界に行けば、もう一度モチベーションが戻ってくるのです。こういう仕組みも大事だなあと実感できたのです。これは自分の「トリセツ」そのものでした。
そうなのです、自分の周囲を流れている好きな情報をキャッチして収集するということが、自分のデータベース構築と、自分の「トリセツ」作りになるのです。
データーベースと自分の「トリセツ」
さてさて、「手帳」の話に戻します。
冷静になって、手帳の目的を考えてみると・・・
- スケジュール管理
- 日々の備忘録(メモ)
- TODO
- ライフログ
- データベース作り
大きく送別しますと、こんなところではないでしょうか。でも、若い時には気がつきませんでしたが、この5つの項目は、僕たちの「未来」設計そのものだったんですよね。
5日前にこんなことをブログに書いて始まった手帳考察シリーズですが、そろそろ結論をつけなくてはなりません。僕たちは、手帳と一緒に何をしているのか考えなくてはなりませんね。
大枠で、今日展開してきたようにデータベース作りと自分の「トリセツ」ということに集約されると思います。なりたい自分になるために、計画通りの進捗を追うために、そして安らかに過ごすために、僕たちは手帳に大きな期待を抱いて使っています。
この視点で、自分の使っている手帳を再度見つめなおしてみてください。
きっと新しい発見が生まれるのと同時にワンステップ上を目指す意欲が湧いてきます。さあ、みなさん、この5日間はいかがでしたでしょうか?ちょっと、この部分は興味があるので、次回の文房具朝食会@名古屋のネタにしたいです。
手帳考察シリーズの過去記事①〜④
過去記事はこちらです。是非、あわせてお読みくださいね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。