僕は長い冬休みに入って時間を持て余しています。ここ最近の冬休みは、予定を詰め込まないようにしているので、普段できない読書を楽しんだり、田舎に帰ったりしています。そんな余裕のある時に、文房具のことを考えてみました。
いよいよ今年もあとわずかです。皆さんにとって2020年はどんな年でしたか?僕は計画していたことがコロナ禍で余儀なく変更され、時間の感覚が歪んだように感じた一年でした。今までで、一番時間が過ぎるのが早かった年になったように思います。衝撃的な一年でした。
今年の締めくくりの文房具を何にしようかなと考えていたんですが、やはり過去に最も御世話になった文房具のひとつ『スケッチブック』でいこうと思います。デジタル化が進んで、文房具も変化せざるを得なくなっています。そんなことを織り交ぜながら書いてみたいのです。
よく議論される「文房具などはなくなるのではないか?」という問いかけにも、自分として自分に答えていきたいと思います5分くらいで読める分量ですので、しばしお付き合い願います。
- 僕が御世話になった『スケッチブック』との思い出
- 簡単メソッドを説明しておきますね
- 『スケッチブック』の良いところ
- 最後に「文房具はなくなるのか?」について
- オススメの『スケッチブック』5選です
- あわせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ記事です
僕が御世話になった『スケッチブック』との思い出
僕は大学を卒業してから、ずっと同じ会社で働いています。これには不思議な感じがしますが、何の才能もなかったことの証明です。でも、なんとかここまでやってきたなぁと感慨深いものがあります。これからは社会がフリーエイジェント制度になるはずですから楽しみです。
今までは、その仕事での壁にぶつかるたびに『スケッチブック』を使って問題を解決してきました。解決に向かうための補助具と言って良いと思います。つまり、有識者に相談するときに、これを使って相談するのです。自分のやったことや考えも説明できます。
相談に乗って欲しい人は忙しいので、いちいち僕らの話など噛み砕いて聞いてくれません。いかにその数分間で自分の悩みをアピールして、素敵な助言をもらえるかが勝負の分かれ道なのです。僕は10年前にここに気がついて実践しました。そして、これで成果を出してきました。
周囲を見回すと才能ある人が成果を出すのは当たりまえですが、才能のない人が成果を出すのは珍しいので、僕のこういう部分を分析して、自分の中に取り込んでしまえば、まずのところ進化のスピードが抜群に増すのは間違いないと思いますので、真似しちゃってください。
簡単メソッドを説明しておきますね
今回は方眼のタイプを画像であげていますが、本当は無地のものが良いと思います。それは自由度が高いからです。罫線に縛られずに自由に書き込み出来るし、優先度の高いモノを大きなスペースを取って、アピールすることが出来るからです。
手順はこんな感じです。
- 問題や課題を右上に大きく書き込む。
- 左下から自分で考えて取り組んだことを時系列に書いておく。
- 行き詰まっている右側には大きな余白。
- もちろん「タイトル」が勝負です。
- 筆記具は濃いめのインクを使うこと。
特に優秀な人はタイトルを見た瞬間に答えを準備してくださいます。タイトルと内容がずれていると、その修正説明だけで時間が終わってしまいますので、この4番は十分に吟味を重ねてプレゼンに臨んでくださいね。そうです、これはプレゼンなのです。
『スケッチブック』の良いところ
『スケッチブック』の1番の長所は機動力です。カバンからさっと取り出して、相手の目の前に広げてすぐに話を開始できます。スペースさえあれば、何の準備もいりません。それどころか直筆書き込みも可能なのです。これってすごいことなのですよ。
書き込みしてもらって、さらに名刺までもらってしまって「電話しておいてやるから、この人のところに相談に行きなさい」まで言ってもらったら最高ですよね。でも、有名な人はかなりの確率で無償の愛をくださいます。だから有名なんでしょうね。
この機動力を活かして、どんどん突き進めばいいのです。企画と行動力さえあれば、すべての夢は叶います。そのために僕は『スケッチブック』を使って来ました。これを使うのは株式会社サイバーエージェント代表取締役社長:藤田晋さんのパクリです。
最後に「文房具はなくなるのか?」について
極端な話をしますが、文房具はなくなります。そういうものをなくせという動きは加速していくでしょう。でも、それで良いと思います。スケジュール帳や手帳、メモなどは可視化出来る仮想空間に積み上げられてデータベースになる時代がそこまで来ているからです。
別に悲観することはありません
そんな時代がやってきても、油絵で写実的な絵を描く人や、文房具を使って日記を書く人は、必ずや生き残ります。剣道や相撲が生き残っているのと同じです。娯楽や仕事の一部として永遠に残っていくからです。その変化スピードは一部急激で、一部は緩やかなのです。
それを考えたら「文房具はなくなるのか?」というような質問に対して、「なくなるけど、なくならないものもある」という答えが一番フィットしますね。そんな心配をするくらいなら、時代に自分を沿わせながら、自分らしさを考えて実践していけば間違いはないのです。
繰り返しますが悲観することはありませんし、絶望することもありません。
そんな話題を今日の締めにさせていただきますね。
オススメの『スケッチブック』5選です
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特に『スケッチブック』らしくないですがコクヨの測量野帳スケッチブックも機動力が抜群で良いですよ。他人にプレゼンするには適していないですが、自分の考えをこの中で推敲するなら、とても良いですよね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。