ステーショナリーマガジン「BUN2（ブンツー）』は、2020年を代表する文房具として、ライオン事務器の『はにさっく』を大賞商品として推してきました。本気なのか？と、僕は思いましたが、それはそれで良いかなと受け入れちゃいます。多様性の時代ですからね。
可愛い「はにわ」がお仕事をサポートします
愛知県には至る所に古墳群があり、その筋のものが好きな人も多いです。もっと詳細に掘り起こせば、いろいろなものが出てきそうな気がするんですけどね。そんな僕も文房具友達と古墳巡りをして興奮したことがあります（コフンでコーフン！）。ダジャレで申し訳ありません。
そんなことで、ひそかにファンの多い「はにわ」と、昔からの定番事務用品のである指サック「指サックをはにわにしちゃえ？いやいや、はにわを指サックにしちゃえ！」という、夢工房プロジェクト企画の商品が大ヒットしました。僕の指に何とか入ったので、使えますね。
僕は、確実に体の水分量が落ちているので、紙がめくりにくいです。カサカサなのです。こういう年齢層の強い味方になってくれるはずですからね。普通の指サックをして仕事していても楽しくないですから、こんな夢があってワクワクさせてくれる文房具で楽しみましょう。
なんともいえないとぼけた表情が魅力の6種類のはにわくん達が、毎日の乾ききったデスクワークを楽しくサポートしてくれるはずです。これを使うのは女子ではなく、おじさん限定にしてもらいたいくらいです。そして、この企画の第二弾を考えてもらいたいですね。
楽しい世界って、こういう小さな喜びから始まるのかも知れないです。
見た目よりも使いやすいです
いかにも面白文房具という感じなので「結局、こういうの使いにくいでしょ！」と、思うでしょうが（僕もそう思っていました）実際に購入してみると意外に機能的です。外れにくいキャップタイプで、内側はリブ状になっているため指に程よくフィットし、紙をめくっている途中で滑ってつるつると指が回りにくい構造です。ここはとても大事なところです。
裏側（はにわの背中側）には紙をめくりやすいよう凸凹の加工を施してあり、突起で紙をしっかりキャッチします。この加工はエンボス加工とかディンプル加工とか呼んでいいのかどうか知見のあるかたは教えてください。
この『はにさっく』は、パック売りをしています。1パックに大・小各1個が入っているのです。2本の指につけたり、同僚とシェアしたり、様々な使い方・楽しみ方を考えることが出来ます。指人形としてそばに置いておくだけで、デスクの癒しアイテムになるかもしれません。
これを使って言いにくいことを言うのもひとつの手段です。「すいません。それやりたくないです！」「え？お前、何言ってんの？」「違います。僕じゃなくて、このはにわくんが言ったんです。」こんな会話が成立するような職場作りを率先垂範してくださいね。
このイボイボしている部分のひとつが前方後円墳になっている芸の細かさ！好きです。
あれ？そういえば、どうして「sack（サック）」なんでしょうか？スリーブではないんですね。『はにすりーぶ』でも良かったような気がするんですけど・・・。ここの部分の言い回しを理解されている方は、教えてくださいね。リュックサックのサック（袋）ですよね。
どうも、袋状になっていたら「サック」で、筒状になっていたら「スリーブ」みたいです。
そうそう、仕事で使う時には「僕たち、もう疲れたよー。この仕事、飽きちゃった！」と、はにわくんに言わせましょう。空気が悪くなるようでしたら、みんなで彼らを励ましてあげましょうよ。僕は指サックの機能よりも、こちらの機能を最大に活かしてもらいたいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。
