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【100%良いことなし!】昔の人は、本当に「鉛筆をなめなめ」したのだろうか?

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今日、新聞を読んでいたら「鉛筆をなめなめする」というフレーズに突き当りました。こんな意味不明な文房具を冒涜(ぼうとく)するような言葉であるのに、今まで放置していたことが恥ずかしいです。今日はこの言葉を徹底解剖してみたいと思います。

今朝、新聞を読んでいたら突き当たった出来事

僕は毎日、新聞を読むことを日課にしています。事情があって、愛して止まなかった中日新聞という地元紙をやめて、日本経済新聞を配達してもらって読んでいます。中日新聞は、ドラゴンズやグランパスがボロ負けしても好意的に書いてくれる素敵な新聞だったのですけどね。

ちょっとして経緯があって読み始めた日本経済新聞ですけれど、読みなれると面白いです。

今日、引っかかった言葉です。その紹介されている本の紹介の中に「えんぴつなめなめ、そろそろやめませんか?」というフレーズがあったのです。僕はこの強烈な言葉にインパクトを受けて見つめていました。そういえば、僕は鉛筆なめなめしたことないなぁ、と思ったのです。

昔の人たちは、本当に鉛筆をなめなめしながら書いていたのではないでしょうか?そうしなくては書けないような粗悪な鉛筆が流通していたんじゃないでしょうか?そんな素朴な疑問に立ち向かうために、今日はこのブログの中で一人で深堀りしていきます。お付き合いください。

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これが、その問題の新聞記事です(というか広告です)

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鉛筆をなめなめするという意味

「鉛筆をなめなめする」という言葉の意味は、物事がきちんと決まっていないことについて頭を悩ませながら検討するという意味です。悩んで考えるくらいで、そんなに体に良さそうでもない鉛筆を舐めないでもいいのになぁとは、誰もが思うところであるとは思います。

この鉛筆を舐めたという経緯を調べてみますと、昔の鉛筆には粗悪品が多く、あまり濃い字が書けなかったことに由来するそうですよ。薄い色合いの鉛筆を舐めると濃く、そして滑らかに書けたそうですから、よほど粗悪な鉛筆だったんでしょうね。

ここから考えて苦しんで濃く描くために鉛筆をなめなめしながら書きつらねることを「鉛筆なめなめ」と呼んだのです。ちょっと舐めてみましたが、美味しくないです。絶対に真似しないでください。

ちなみに現在では、鉛筆自体の品質が上がり、十分に濃く書けるので「なめなめ」は必要ないです。

そして、その当時も舐めて、本当に濃くなったかどうかは不明です。

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なんとなく悪い意味に聞こえてしまいます

この言葉、どうにも僕には悪い意味に聞こえてしまいます。つまり「捏造」です。自分たちの都合の良いように数字や文章を改ざんしているイメージがあるんですよね。昔は、こんなダークな意味ではなかったと思うんですが、環境の違いでしょうか?

そもそも最近では会社で鉛筆を全く使いません。となると、「見積もり価格をなめなめする」「パソコンでなめなめする」「スマホでなめなめする」そんな新しい慣用句が生まれてきてもおかしくないですね。そんな日が楽しみです。

ん?喧嘩になるときの「なめるなよ!」は、「舐めるなよ」つまり適当に自分たちの都合の良いように解釈して、話を進めるなよって意味なんでしょうね。なんとなく、わかったような気がしてきました。良かったです。

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結論としては、昔の人たちはきっと鉛筆を舐めながら使っていたんだろうということです。

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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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