本当に早いもので、あっという間に12月に突入しました。今年はコロナウィルス感染拡大の影響を大きく受けて移動制限があったので、印象に残ることが少なくて余計に時間の経過が早く感じたのかもしれないですね。でも恒例の、今年買って良かった文房具を特集します!
トップバッターは『からっぽペン』
まず、最初に紹介したいのは、呉竹さんの『からっぽペン』です。こんなチープなネーミングで良いのかな?と、最初に名前を聞いたときには感じました。でも、この名前のおかげで気軽に使えるかも知れないと思うと、ここの会社のスタッフさんがよく考えたものだと思います。
でも、なかなか店頭に並んでいなかったので展示会以外で目にすることはなかったのです。だから、店頭で見た時には大変感動しました。自分の手持ちの万年筆インクでペンが作れちゃう空容器。呉竹さんは、このペンを売りますから、あとはご自由にということなんですね。
確かにそれがこのペンの良いところですよね。そんな簡単に万年筆インクでペンが作れてしまう文房具は無かったです。ペンズアレイタケウチさんの店頭サンプル用ペン作りに立ち会わせていただきましたので、その時の模様を写真で紹介させていただきますね。簡単にペンが作れます。
世のインクブームがいつまで続くのかわかりませんが(2020年12月現在は進行中)、これがあれば自分の好きなインクでペンを作って楽しめます。このペンを空の状態で持ち歩いていれば、友達にインクを吸わせてもらうことも出来ます。
わ!良い色!ちょっとお裾分けしてよ!って気軽に言い出せてしまうような分量だと思っています。
そんな風に妄想を広げたら、インクを楽しむバリエーションが広がるでしょ?楽しみですね。これを一本分吸わせてもらって、どのくらい書けるのかは未知数ですが、とても楽しみなペンです。試し書きしてみましたけど、とてもスムーズな書き味でした。やはり、良いです!
呉竹さんの商品紹介です
呉竹「ink-café 私のカラーインク作り」「ink-café おうちで楽しむ 私のカラーインク作り」で作ったインクで、ご自宅でも簡単にペンを作ることができる「からっぽペン」です。
お気に入りのMY INKで、ペンを作ってお友達にプレゼントも出来る!毎日の手帳や、スケジュール書きも、お気に入りのインクでカジュアルに楽しめます。
是非、あなたのオリジナルインクで「からっぽペン」を沢山作って下さいね。
マイインクでペンを作ってお友達にプレゼント出来る・・・
これ、すごく良いですね。このコロナウィルスの感染拡大が鎮静化したならば、文房具朝食会@名古屋で僕の持っているインクから好きな色を選んでペンを作ってもらえるようにしますね。なかなか名案でしょ?
では、このペンの作り方に入っていきます。
『からっぽペン』の楽しみ方、作り方
まずは、道具が揃っているか確認してください。この4点が基本です。
- 本体(キャップと軸)
- 綿芯
- 尾栓
- 丸ラベル
まず、綿芯を取り出して外観チェックしてください。インクを吸着して保持する綿の部分を外皮フィルムが包み込んでいるタバコのような構造になっています。インクを貯めておくところなので、まずは外見の確認をお願いします。
この部分が吸い込んだインクが透けて見えて楽しいです。でも、インクの色が見えなくても良いという人は、この段階でマステなどで自分の好きなようにアレンジしてください。ただし、インクを吸いますので自己責任でお願いします。
この部分にインクのメーカー名や名前などを書き込んで貼れるようなものがあっても楽しいんじゃないかな?と、思いました。使っていくうちに試行錯誤してみたいです。こういうのも、おうちで楽しめますね。
そして、お気に入りのインク瓶に差し込んでインクを吸わせましょう。想像している以上のスピードで吸い込んでいきます。8割くらい吸い上げたらやめましょう。吸い上げすぎるとインク漏れの原因になります。欲張ってはダメです。
「おお!すごい!」と、ついつい声を漏らしてしまうほどの吸い上げスピードです。この工程が終わりましたら。この綿芯の側面に付着してしまったインクを綺麗にふいてあげましょう。ペン軸内面が汚れる原因になります。
そして軸にセット。尾栓を軸に軽くはめて、尾栓が下にくるように持ち、机などの平らな面を利用して、この尾栓を最後まで押し込みます。ペン先からインクが出てきたら完成です。付属のラベルに色つけして、天面に貼って終わりです。
この工程が終わりますと、ペン先が自然にインクを吸い上げ始めます。
完成です。めちゃめちゃ簡単です。そしてペン先からインクが出てきたら、すぐに書くことが出来ます。実際に書いてみると、こんな感じです。インクはペンズアレイタケウチさんのオリジナルインクを使ってます。
インクをたくさん持っているけど使いきれていなくてストレスに感じている文房具好きのみなさん、いかがでしょうか?インクがたくさん使えますし、交流ツールにも使えます。これは楽しいです。大発見なので、ぜひ楽しんでくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。