時々、疲れているわけでもないのに軽いペン軸で字を書きたくなります。僕はそんな時には木軸で書くようにしていたんですが、ジェットストリームにアルミ軸が出るなら、それで良いじゃん!という気になります。これは楽しめる筆記具、間違いなしです。
そもそも何でアルミは軽いの?
硬貨を使う機会が激減したので、忘れそうな感覚ですが、一円玉って軽いですよね。我々の日常で最も手軽に触ることが出来るアルミニウムという金属の代表選手です。この硬貨は純アルミで1円以上の価値があると、小学校の担任の先生が力説されていたことを思い出します。
アルミの比重は2.7です。参考に、鉄は7.8、銅は8.9と役3分の1の重量なのです。最近は軽量化が要求されるものにたくさん使われるようになりましたね。自動車、鉄道車両、航空機、船舶などの輸送機器には、燃料を節約するための重量低減アイテムとして重宝されています。
ちなみに比重とは「同じ体積の水の重さ」との比のことを言います。比重が1.0ならば、水に浮きも沈みもしないけど。重かったら沈む。軽かったら浮く。そういう判断をするための数値です。僕自身、ある時は浮くし、ある時は沈むのでどんな比重になっているのか知りたいです。
それはさておき、僕は一円玉のイメージがあるので、なんとなく柔らかそうな気がしていましたが、それは間違いみたいです。この金属は比強度(単位重量当たりの強度)が大きく、構造用材料として適しているのです。ちょっと価格は割高ですけどね。
亜鉛やマクネシウムなどを添加して合金にしたり、熱処理をしてやると、さらに強度が高くなります。合金と聞くと『マジンガーZ』という、昔のアニメ番組を思い出してしまう僕は、もしかしてあんなロボットが出来る時代が来るかもとワクワクしてしまうのです。
今日は、そんなアルミボデー軸の筆記具を紹介しますね。
ジェットストリームのアルミ軸です
文房具の老舗ブランド:三菱鉛筆は、大人気の油性のボールペン「ジェットストリーム」シリーズに、アルミ素材を採用した『ジェットストリーム 4&1 Metal Edition」を10月21日に発売します。この価格は2,000円です。このくらいの価格設定なら許せます。合格です。
このペンは、4色のボールペンとシャーペンの5つの機能を持つ「ジェットストリーム 4&1」からの派生機種です。これをベースにしているならば、全く問題はないと思います。是非是非、発売と同時に購入してしまいましょう。
何色でも良さそうな気がしますが、僕は断然アイスシルバーが映えると思います。
僕も長くこの「ジェットストリーム 4&1」は愛用していますが、そもそもがタフで、書き心地も安定している、そして洗練されたデザインということで、オススメ出来る一本です。アルミ素材の採用により、軽くて、使いやすくて、進化したんですね。
先端部分にも消しゴムキャップ部分にもアルミ素材を採用したことで、従来品よりさらに耐久性が高まり、人体による汚れ、汗などにもにも強くなっています。グリップ部は、ローレット加工によって、手になじみ、ホールド性が向上してます。隙なしです。
この商品は、アルミの質感を生かしつつ、ビジネスシーンにマッチする落ち着いた色合いのカラーバリエーションを展開展開しております。クリップは軸色に合わせて光沢紙用とマット紙用を使い分けることで、より上質で洗練した印象を与えています。
軸色は、ガンメタリック、ダークグリーン、ピンクゴールド、アイスシルバーの4色展開しています。どれも良い色合いですね。もうすぐ発売されるこんな最新筆記具をお楽しみにしていてください。
しかし、ボールペンの世界ではダントツの人気を誇る「ジェットストリーム」ですが、これを撃ち落とすような勢いのある対抗馬は出てこないものですかねえ。とても楽しみにしているんですが、なかなか登場しません。僕が生きているうちになんとかお願いしたいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。