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文房具のプロがオススメする使いやすい万年筆ベスト3!僕はこんな理由でこの3本を推します①

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僕はよくペンズアレイタケウチさんにお邪魔しているので、万年筆を選びにいらっしゃったお客様ともよく会話させていただいています。いろんな方がお見えになりますが、お手頃価格でよく買っていかれるものは決まっているように思います。今日はそんな話の第一弾です。

 初心者でも使いやすい万年筆

お店にいらした万年筆初心者のお客様のニーズは、この3点が傾向として挙げられます。

  1. 自分に合った万年筆で、スラスラ字を書きたい。
  2. なるべくならメンテナンスフリー。
  3. 最初はそんなに高額でないものからスタート。

みなさん、こんな感じではないでしょうか?

ほとんどの方が、万年筆に憧れを抱いて来店くださいます。これは万年筆という世界最高の筆記具に対して、ほんとうに誇らしくて素晴らしいことだと感じます。こういう文化の積み重ねの上に思想が構築されているはずです。我々は、もっとこの文化に自信を持つべきでしょう。

僕が最初に選んだ万年筆は、ペリカンのデモンストレーターでした。この万年筆は、僕が上に挙げた3つの要件を満足しています。もちろん、価格という面では個人差があります。でも、僕はせっかく東京まで行って万年筆を購入するので2万円くらいと見当をつけていたのです。

正確な購入価格は忘れましたが、この万年筆ならインクを見ながら楽しく字が書けそうな気がしましたし、価格も守備範囲内、インク詰まりなどを起こしにくそうなよく見える半分スケルトンなデザインだったので、使っていけそうな気がしたのです。

万年筆に対してそんなイメージを持っている僕が、お客さんによくオススメする万年筆を紹介しますね。今日から3日間、3本の万年筆を紹介します。どれも使いやすい万年筆の代表格だと思います。ぜひ、購入の参考にしてください。

1位、プラチナ万年筆『#3776 センチュリー』

プラチナ万年筆 万年筆 #3776センチュリー ロジウムフィッシュ シャルトルブルー 細字 PNB-15000CR#51-2

非常によくできた万年筆だと思います。

僕は特に好きなのは「入れる」ときです。とめ、はね、はらい、が美しく書けるペンが評価されがちですが、入れやすいペンとしてはセンチュリーが一番だと感じています。例えば口という字を書くときの2画目の最初のところの合わせを入れるとき、このペンは最高なのです。

万年筆の顔であるペン先がスマートなのもあるでしょうが、気にならないスリムなデザインが最高のフィーリングをもたらしてくれるからではないかと感じています。子会社となった『中屋万年筆』の技術の蓄積のなせる技かもしれないです。言葉で言い表せないですけど。

とてもお客様に勧めやすい万年筆だと感じています。

僕が万年筆初心者の方にオススメしたいのは、まずプラチナ万年筆の『#3776 センチュリー』です。とても万年筆らしい姿をしているので、親しみやすいです。

www.platinum-pen.co.jp

センチュリーの特徴です

プラチナ万年筆 万年筆 センチュリー シャルトルブルー 中字 PNB-13000#51-3

やはり、スリップシールド機構の話は避けては通れませんね。この機構の開発により、ちょっと放置しておくと書けなくなってしまい、メンテしなくてはならない万年筆のストレスを解消したはずなのです。怖いですけど、この機構のおかげで顔料インクにチャレンジできます。

はっきり言って、万年筆で書き続ける幸せを感じさせてくれるペンなのです。

センチュリーの由来

プラチナ万年筆 万年筆 センチュリー ブルゴーニュ 太字 PNB-13000#71-4

この万年筆の名前は、富士山の標高をベースにして名付けられました。日本最高のペンを目指したプラチナ万年筆が、最高の品質を目指して、富士山の標高を万年筆の名前にしたのです。最初に聞いたときには違和感しかなかったのですが、もう大丈夫です。良い名前です。

今日は1本分しか書けませんでした。すいません。明日以降で残りの2本についても早々に書き上げて、皆さんに読んでいただくようにいたします。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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