いよいよ12月に突入しました
僕にとって12月は特別な月です。師走(しわす)という言葉がふさわしいくらいに忙しいからです。大抵のことは出来なかったら諦めてしまうので、問題ないのですが、今年ばかりはそう簡単に済んで行きそうにありません。
という嫌な予感がしたので、コツコツ年末に向けて準備しておこうと思いまして部屋の掃除を始めました。ほとんどのものはクローゼットに押し込んであるのでほとんど問題ないのですが、探すのが大変なのが玉に瑕(たまにきず)です。
その掃除に格闘している最中、ペンズアレイタケウチさんのオリジナルイン『碧友(へきゆう)』さんが出てきました。やっぱり買ってたんだ。危うくもう一度買い直すところでした。いい色合いですよね。
この刺激的な色合いのインクを新しい万年筆に入れたいなぁと思って探していたのです。見つかってよかったです。せっかく、また巡り合えたので、今日はこの『碧友(へきゆう)』さんの紹介をさせていただきます。よろしくです。
ペンズアレイタケウチさんの『碧友』紹介
鮮やかな海を思わせるようなエメラルドグリーン。美しい異国の海のような、手の届きそうで届かない、淡い憧れと期待を込めて。ほんの少し季節を先取りした、爽やかなカラーが仲間入りです。
こんなことを言うと怒られちゃいそうですが、ペンズアレイタケウチさんのこのオリジナルインク、よく作ったなぁと思います。とっても洗練されたセンスのある色合いで社長やGMのセンスで作ったとは思えません。
実際にこのインクはラミーのパフィシック軸の色合いに一番映えるインクというイメージで作られたそうです。確かに抜群にフィットしますね。僕はどの万年筆に吸わせるか思案中です。良い組み合わせありますかね?また教えてくださいね。
万年筆は世界最高の筆記具です
先週の土日はペンズアレイタケウチさんのペンクリニックが開催されていました。そこで僕は数本の万年筆を見ていただいたのですが、驚くほどサラサラのヌルヌルに書けるようになりました。さすが、先生です。万年筆愛がまた増しました。
万年筆はちゃんとメンテしてやる必要があるのですが、それさえ怠らなければどんどん使う人にフィットしてきます。さらには、力を入れずに書くことが出来るので、疲労軽減、ストレス軽減にも確実に繋がります。
僕はボールペンで書いていたときには指が痛くなったり肩凝りを感じたりして、ストレスだったのです。でも、大量に書かなくてはならない時には、必ず万年筆に切り替えます。年賀状を何百枚書いてもへっちゃらなのです。
さらには思考の成果を促進します
この書くことに対して疲労とストレスが軽減された分、そっくりそのまま「思考」のエネルギーが増えます。集中して、深くゆっくりと考えることが出来るのです。それは良質な思考の成果物に繋がるので、仕事がはかどります。
ひとつの仕事が効率的でかつ効果的に出来るようになると、それは連鎖を呼びます。万年筆を使う効果はここにあるのです。僕はここを実感しているので、間違いはないと思いますが、是非トライしてみてくださいね。
それからもうひとつ、漢字に関しては達人領域にはいると毛筆の文字が一番迫力があって美しいのですが、達人以外の人には万年筆が最も美しい字が書けます。字の入り、止め、はね、はらい、が表現しやすく美しいからです。
ここも是非、検証してみていただきたいものです。
ペンズアレイタケウチさんのオリジナルインク『碧友(へきゆう)』いかがでしたでしょうか?話が万年筆の方に飛んでしまい、申し訳ありませんでした。けれど、このインクも確実に素敵な仕事をしてくれるはずです。お楽しみに!
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。読者の方に感謝です。