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原稿用紙に苦い思い出しかない人に『飾り原稿用紙』

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僕は、原稿用紙には苦い思い出しかありません(笑)。それは、枚数が決められている読書感想文を何とか書ききるために言葉をひねり出してマス目を埋めている思い出です。夏休みの最後の方に読書感想文をやるのは、子供ながらに拷問をされている気分でした。

そんな僕が年齢を重ね、文房具好きとなり、『飾り原稿用紙』と出会い、また原稿用紙を使うようになるのでしょうか?今日は名古屋で講演があった、この原稿用紙の生みの親:佐川浩樹さんのトークを聞いてきたので、その内容をブログに落とします。

つらつらと書いていきますので、お付き合いくださいね。

『飾り原稿用紙』の生みの親佐川博樹さん

2019年11月10日(日曜日)、オリジナルインクで有名な名古屋の三光堂で、『飾り原稿用紙』の生みの親:佐川博樹さんの講演をお聞きしてきました。申し込み手続きが僕には難しくて、四苦八苦していたところを友人に助けてもらえて、参戦出来ました。

会場は、その筋の方で満席でした。その筋の方と言っても、危険な人達ではなくて、インク好き、万年筆好き、紙好きの人達であります。ちょっと、盛り上がり方が異常な熱気のなので、僕も引き気味でした。あの人たちの興奮は治まったかな?

僕はインクも万年筆も紙も、そこそこ好きです。でも、それよりも何よりも、あの佐川博樹氏が人前で素敵なトークを繰り広げることが出来るのか、そこが見たくて参加しました。簡単に言えば確認です。今日聞いて行ってください。

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トークショーは面白かったです

ほとんど期待せず行ったのです。でも、そのキャラクターと『飾り原稿用紙』という際立った文房具を生かし切って、トークショーは面白かったです。基本的に製造工程や考案秘話を散りばめて話を展開してくださりました。

やはり、知らない世界の話をされると、知識欲も手伝って面白いです。どんなものでもオリジナリティーを持って世に送り出すのは大変なんだなぁってことをしみじみ感じました。そんなことを感じさせてくれる素敵な講演内容でした。

正直に言って、『飾り原稿用紙』なんて売れるはずないと思ってました。そう思ったのは僕だけではないはずです。それが日本文具大賞ですからね。世の中では、僕らの予想を上回ることが多いです。

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デザインは、他の追随を許しません

色々な『飾り原稿用紙』の開発秘話を伺ったのですげ、どの話も独創的で他の追随を許しません。やはり、売れるだけありますよね。「こんなもん、売れるのか?」「原稿用紙なんて中学生以来使ったことない!」と思ってしまって、否定的だった僕です。でも、このニッチが良いです。

帰る頃には、「僕も原稿用紙、やろうかな?」と思ってしまったくらいです。でも、コピーして使っても、この紙質は満足できませんからね。この高品質を紙で書く楽しみを奪っては、一体何のために開発したかわからなくなります。

 

後半のワークショップでは、全員で百人一首を書写しました。中学生の頃に全て暗記したと思っている百人一首。ところがほとんど忘れていて自分の記憶力にもびっくりしました。さらに真剣に原稿用紙に書くと言う行為も初めてだったので楽しかったです。

では、『飾り原稿用紙』が欲しい方は、こちらからどうぞ!

誰もが見捨てそうなニッチな原稿用紙の世界で勝負するって、勇気要ります。でも、そこに敢えてチャレンジして元気に営業する佐川博樹さんにとっても元気をいただきました。ありがとうございます!

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます!読者の方に感謝です。

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