みんな大好きラミー社の万年筆
僕が文房具に興味を持ち始めた頃、ラミーの万年筆を使ってました。そして、こよなく愛してました。とてもカジュアルで使いやすい万年筆です。お手頃な値段で買えるし、毎年その年のカラーが限定発売されるので、楽しみにしていました。
ラミー社は、1930年にドイツの美しい街並みで知られる古都:ハイデルベルグに設立されました。それまでにないユニークなデザインとカジュアルな気安さで、世界の筆記具市場に新しい風を吹き込んだニューウェイブだったのです。
その後、ラミー社の製品は独自路線で進化していく一方、世界中の色々な分野のデザイナー達とコラボしながら進化して、今に至ります。成長するものだけが生き残るという典型的な例です。今後もこの会社の文房具には注目していきたいです。
こんな感じで今日はとても真面目にラミーの魅力に迫ってみますね。
ラミー サファリ ホワイト ブラッククリップ登場です
ラミー社の万年筆で一番有名なのは『サファリ』です。このネーミングは、もちろんあのサファリパークのサファリから来ています。つまり「狩猟旅行(猛獣狩りの旅行)」特にアフリカへの猛獣狩りをする旅行のことを指す言葉から取ったネーミングです。
猛獣狩りの旅行へ持っていくようなタフ&ワイルドに使える筆記具というイメージで売り出したものですが、このネーミングとその品質が世界中で大変な人気になりました。こんなカジュアルなタイプなかったですからね。良いと思います。
その『サファリ』に復刻版のホワイト軸、ブラッククリップが登場しました。もちろん限定発売です。僕はこのクリップをじっと見つめていると、どうしても映画「スターウオーズ」の帝国軍の兵士:ストームトルーパーを連想してしまうんですけどね。
シマウマ柄と考えればお守りにもなるはず
とても強引なロジックですけど「シマウマ柄」と考えればお守りにもなるはずです。僕たちが子供の頃には、シマウマの縞模様(しまもよう)は、保護色説、体温調節説、仲間認知容易化説などの3説くらいが定説となっていました。
しかしながら近年の研究で明らかになった結果をすれば、どれも違うみたいなのです。それは、寄生昆虫防御説です。吸血性のハエ(ツェツェバエ、アブなど)は色が均一な面に着地するのを好むということが実験結果により明らかになってます。
つまり、縞模様の種が寄生昆虫を寄せ付けにくくて生き残りやすいのです。だから縞模様を持った種が残ったということにもなるのです。そうです。「シマウマ柄」は寄生昆虫を寄せつけない自然界が考え出した英知なのです。絶対にお守りになります。
あまり関係ないですが、参考にゼブラ社の社章の由来を掲載しておきます。ここも文房具好きには欠かせない豆知識です。
縞馬(ZEBRA)は、アフリカの原野に棲息し、個々には外敵から身を守る武器すら持たぬ、非常に温和な動物です。そのために、いつも群棲し、つねに一致協力して生活を守り続けています。
創業者石川徳松は、大正3年に、この縞馬(ZEBRA)のように、全社員が堅く団結し、文化の向上、発展にかかせない筆記具の製造に邁進することを願って、縞馬(ZEBRA)を商標と定めました。
また、縞馬(ZEBRA)は、別の文字表記では「斑馬」と書き表すこともあります。この斑馬という文字は文と王との組み合わせからなり、文具界に身を置く会社にとってふさわしい文字であるとの認識にたって採用したともいわれています。さらに、商標の縞馬(ZEBRA)がうしろをむいているのは、温故知新(古きをたずねて、新しきを知る)を意味し、人の和の力と温故知新の精神がゼブラを支える2本の柱となっています。
ちょっと万年筆の話とは遠く外れていってしまったみたいですね(笑)でも、そんなことを頭の片隅におきながらこの万年筆を使ってみると面白さ100倍ですよ。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。