あまりに美しく涼しげな万年筆です
浜松のブングボックスさんのページを見ていたら、こんな素敵な萬年筆の画像が掲載されていました。ただ美しいです。この「金魚」と呼ばれる色合いは古典的ですが、セルロイドの素晴らしさを一番良く表現していると思います。
この萬年筆は大西製作所で製作した最後の出荷の製品だということです。こういう古典的な工法で作り続けることができないのでしょうね?寂しい限りです。記念に買っておきたいです。これで、良き昭和の風景を連想できます。
この萬年筆を見るだけで、僕の勝手なイメージですが水槽に何匹もの赤くて尾びれの長いランチュウが元気に泳ぎ回っているところを連想させてくれるのです。夏に一番似合う萬年筆だと言い切っていいのではないでしょうか?
今回は、この萬年筆について紹介していきます。
この暑そうな夏を乗り切るためには、この涼しげな万年筆が近くにおいてあると良いです。別に気分だけの問題なのですが、僕はこの梅雨から夏に向かっていく季節になるといつもこの萬年筆を思い出します。そして再度インクを入れなおして使うのです。
メジャーなプラチナの『金魚』はこちらです
メーカーによって同じ「金魚」でも明らかに顔がちがうのです。つまり模様が違います。これはデザインする人、製造する人の感性が違うということで面白いです。僕は少し悩んで大西製作所の萬年筆を選択しましたが、どちらも捨て難いです。
ペンズアレイタケウチさんの「金魚」紹介コーナー
ここのお店ではいつも中央の展示コーナーに「金魚」が置いてあるんですが、昨日行ってみると「逃げました!」というポップが立ててありました。「?」一体、どこに逃げたのかと探してみますと、別の場所に特設展示コーナーがありました。
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実に涼しげでいい企画です。先にやられちゃいましたね。
大西製作所について、出雲さんがブログでまとめて見えましたので引用させていただきます。詳細はこちらをどうぞ!
とても個性的なデザインの萬年筆を世に送り続けてみえたようです。すでに「売り切れ」で販売中止になっているものも多いみたい。昭和世代の皆さん、是非是非お手元に一本置いておいて楽しんでくださいね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。
(この記事は2016年8月9日の記事をリライトしたものです。)