活版印刷とは、いったい何?
みなさん、「活版印刷(かっぱんいんさつ)」って知っていますか?昔は、印刷のすべてと言っていいくらいこの方法が用いられていたようです。新聞や雑誌などまでが、この方法を使って印刷されていたくらいなのですから。
すこし、説明しますね。
「活版印刷」は「活字」と呼ばれる棒状の形をした鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版の出っ張っている部分にインクを付け、紙にインキを転写する技術です。その際に紙に圧力がかかるので、独自の凹凸が出るのです。
また、版に付くインキの量や場所が刷る度に異なるので刷りムラが出たり、1枚づつの仕上がりに個性が出るのも特徴です。パソコンを使わずにこの原始的な手法を引き継いでやるのも面白いですね。全国、至る所に業者さんが生き残ってます。
今日は、文房朝食会@名古屋が「活版印刷」のワークショップを岡崎市のペンズアレイタケウチさんで経験してきたので、その模様をお送りいいたします。
ORGAN活版印刷室さんがいらっしゃってました
ペンズアレイタケウチさんには岐阜県から『ORGAN活版印刷室』さんが出張で、いらっしゃってました。ORGANさんの名刺はとっても素敵です。「僕も作っちゃおうかな?」と、ぐらぐらってきますよ。
まずは「活字」を選ぶところからスタートです。
これが活版印刷機です。金色にみえる丸い部分にインクが塗ってあるのです。組み合わせた「活字」の上にインクをローラーで塗り込んで、ぐいっと押しつけるのです。そのときにかなりの力で強く押しつけるので活字の痕跡が残るのです。
やってみましたが、なかなか楽しいです。
ちょっと高級品に押し上げ過ぎだと思いますので、僕が底辺から引きずり下ろせないですここのところは、色んな文房具同様に付き合っていかなくてはなりません。その辺をよく注意して、おつきあいさせてもらいます。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。