今日は特殊なカラーインクを使ったファイバーペンマーカー『カラコロリ』を紹介します。このペンは変色させる透明インクがセットになっていて、色の変化を楽しめるんですよ。ぜひ、家族でトライしてみてくださいね。
パタンタ以来の色で遊べるヒット文房具です
子供の頃にパタンタという小麦粘土が爆発的に流行していました。同世代の方は覚えてますよね?盛大なテレビCMに影響を受けて、祖母がお年玉代わりに買ってくれたのを覚えています。毎日遊んでいたのですが飽きませんでした。
ある時、友人の情報で「パタンタを混ぜ合わせると違う色になるよ」という驚異的な情報を受け取ったのです。そういえば親父のペンキも混合して色合いを作り出しているのを見たことがあります。本当に出来るのだろうかと思ったのでトライしました。
手始めに「赤」と「青」を取り出して混ぜてみると、目にも鮮やかな「紫」が出来上がったのです。僕は全ての色を混ぜ合わせトライして、最後には不気味な黒いような塊(かたまり)が出来てしまい、それ以上何も進展しなくなりました。
最終着地点は「黒」なのかな?と思ったのですが、その黒い塊を見た祖母はもう二度とパタンタを買ってはくれなかったので、僕の粘土混合計画はそこで終わりました。苦いような、楽しいような複雑な思い出です。
そんな思い出をオープニングに使いながら株式会社エクシムさんの『カラコロリ』を紹介していきますね。
『カラコロリ』の商品紹介です
このペンは8色のマーカーペンです。専用の色が変わるマーカーを上から重ねて塗ると色が変化する不思議な特性を持ってます。どの色も、発色がよくて綺麗で楽しめます。基本は、補色関係にある色が浮かび上がるので、インパクトも強いです。
そもそもこのネーミングはどこから来たんだ?と言いたくなりますよね。
ペンズアレイタケウチさんに確認してみると「英語のカラー(=color)とフランス語のコロリアジュ(=coloriage)の造語ではないかと思われます。色と色、そしてこのコロリという語感が色の変化をよく表しているんじゃないですか?」という答えでした。
あまり正確な記憶でなかったようで・・・速攻でチーフから補足のメッセージいただきました。ありがとうございます。
次回、メーカーの方にお会いした時に確認しますね。エクシムさん、よろしくお願いします。
補色はインパクト抜群です!
中学生の頃、美術の時間くらいは好きな絵を自由に描かせてくれるのかと思っていたら、結構退屈な授業でした。でも、美術の基本技法や歴史、その変遷などは心ときめくものがあり熱心に聞いていました。テストはダメだったんですけどね(笑)
美術まで暗記科目になってしまっていることにビックリしましたが、逆に暗記さえすればテストはクリア出来るんだという簡単な構図も理解できました。僕は何でもテストまで暗記して、その後は綺麗さっぱり忘れる少年になりました。
その環境の中で「色相(しきそう)」「色相環(しきそうかん)」を暗記するように言われました。テストに出題すると先生が言ってます。仕方なく暗記してテストが終わると全て忘れました。でも、その中で「補色(ほしょく)」のことは忘れませんでした。
色相環の反対側に位置するのが「補色」です。
この色合いは表現したい内容と色合いをマッチさせるとインパクトがあります。みんなに合意してもらいたいことはゆるい色の組み合わせで、逆に議論を呼びたいときには補色組み合わせを使います。案外、効果的ですよ。お試しください。
『カラコロリ』を試してみましょう
それでは早速、買って来た『カラコロリ』を試してみましょう。とりあえず、8色分の発色を調べるためにも紙に書いてみますね。2本づつ線を引いておきます。普通の水性ペンと同じくらいの書き心地です。
それに、専用の色が変わるペン(全身ホワイト)で上から書いてやると・・・
なるほど、びっくりするほど色が変わります。先にこの色が変わるペンで書いておいて、上からあぶり出しのようになぞってやっても良いのです。これは面白いですね。ノートにインパクトあるタイトルを作ってやるときに重宝しそうです。
どうですか?『カラコロリ』ペンズアレイタケウチさんのレジ前で販売しています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。