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くっきり濃くかけるゲルインク登場!三菱鉛筆の「uni-ball ONE(ユニボール ワン)」

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今日は、先月発売になりました三菱鉛筆の「uni-ball ONE(ユニボール ワン)」を紹介します。独自開発のユニボールワンインクが楽しみです。

ゲルインクは濃さが足りない?

以前、ゲルインクを使わない理由のひとつとして「濃さが足りない」と聞いたことがあります。僕は、その当時は濃さなど全く気にしていなかったので驚きました。でも、そのくらい筆記具に対するこだわりが出てきたということです。

こういう思い入れは素晴らしいと思います。ただの書くだけの道具だったボールペンが、そのインクの粘度、濃さ、書き味、そして総合的なデザインまでこだわるユーザーが登場してきて、市場を熟成させている証拠なのです。

そのユーザーニーズを解決すべく登場したのが三菱鉛筆の「uni-ball ONE(ユニボール ワン)」でしょう。満を持して登場という表現がぴったりの今年の春からのルーキーです。前評判も、使用後の評判も上々ということで、僕も試してみます。

三菱鉛筆のプレスリリースの中でもこんな記載がありましたので、引用紹介します。

このたび新発売する『uni-ball one(ユニボール ワン)』は、一般的なゲルインクと比べ、黒色は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色し、後で見返した時にくっきりキマる、印象的なノートを作ることができます。

黒色に関して、当社と立命館大学の共同研究により、認知心理学の知見から顕在記憶と手書き文字の相関を検証しました。その結果、濃く、くっきりとした文字ほど記憶に残りやすいことが判明しました。そのため、勉学に励む学生の記憶により残りやすい文字が書けるペンとして、暗記用のノートなど記憶に残したい時の学習に最適です。

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本当に濃い方が記憶定着しやすいのか?

これはちょっと主観的な部分になりますので、独自の意見を展開します。僕が10年くらい前に三菱鉛筆のジェットストリームを使い始めた時のことを回想しながら紹介していきますね。この「濃いほうが記憶定着しやすいのか?」の答えのひとつになると思います。

僕がジェットストリームを使い始めた時に、確かに感じたのは「濃いな」という感覚です。その濃さと滑らかさで一気にファンになったのですが、他のペンで書いたものよりも鮮明に浮き上がって見えて目立つのです。

読み返すときに、読みやすいし、何度も目に入ってくるので記憶定着には役立ったと感じます。僕はもっぱら読書ノートをこのペンでまとめながら、アクションプランを練ってました。今の僕はこの頃のプランの一部です。

結論として「濃い」方が記憶定着しやすいのです!

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裏付け資料を、さらに引用します

<立命館大学との共同研究について>
 立命館大学総合心理学部 服部雅史教授監修の下、高校生を対象に認知心理学の実験手法である「記憶再生課題」を行いました。濃淡の違うボールペンで手書き文字の記憶成績を比較したところ、『uni-ball one』の濃い黒インクで書いた文字のほうが一般的なゲルインクと比べて正答率は高く、単語再生率が高いという結果を得ました。
 この研究結果については、日本基礎心理学会第38回大会にて報告いたしました。(三菱鉛筆のプレスリリース記事から引用)

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こんな結果が出ているそうです。まあ、それはそうでしょうね。よく見えるものは覚えやすい、よく見えないものは覚えにくい、それだけのことなのです。

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秘密はビーズパック顔料にあった

このたび新開発した『uni-ball one(ユニボール ワン)』のインクは、一般的なゲルインクと異なり、色材の紙繊維への浸透を極力抑える、新しい顔料を使用しています。  「ユニボール ワンインク」に使用している顔料は、従来の色材を粒子中に閉じ込めた独自開発のビーズパック顔料です。

インクの色材となる顔料を粒子中に閉じ込め、粒子のサイズを大きくすることで、色材の紙面への浸透を極力抑えます。それにより、紙面上の色材が本来の色を発色し、黒はより濃く、カラーはより鮮やかに発色します。

なるほど、インクの色素成分が紙に染み込んでいかないようにすることで、その色合いを浮きだたせてみせるってことなんですね。凄い進化です。

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軸のデザインがシンプルで良い

僕の行きつけの文房具屋さん:ペンズアレイタケウチの店員さんも、このシンプルなデザインがとても良いとおっしゃってました。凝りすぎても、そうでなくても選ばれない難しい時代ですね。プレスリリースではこんな記述です。

軸デザインはシンプルでストレートな形状です。黒インクは濃さを強調した黒い軸色、カラーインクは生活空間にとけこむ、オフホワイトの軸色を採用し、落ち着いた印象に仕上げています。オーバル形状の「オープンワイヤークリップ」は、スタイリッシュなデザイン性に加え、ノートや手帳に挟みやすい可動式のクリップとなっており、機能性も兼ね備えた仕様です。

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クリップのデザインもなかなかシンプルでいいですね。

「uni-ball ONE(ユニボール ワン)」が欲しい方はこちら

いかがでしたか?三菱鉛筆の「uni-ball ONE(ユニボール ワン)」キャッチフレーズも『ノート、くっきりキマる。』ってことですので、期待してください。是非、春からの筆記具候補に検討お願いいたします。

最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。

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