- このコピーはちょっと言い過ぎでは?
- じゃあ「キレイな文字」って何なの?
- 『クルトガアドバンス』のキレイ文字への対応
- 一緒にいても気にならないシンプルなデザイン
- 『クルトガアドバンス』が欲しい方はこちら
- あわせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ
このコピーはちょっと言い過ぎでは?
『クルトガ アドバンス』は国産シャープペンシルの中で最高峰の書きやすさを誇る逸品です。僕は素晴らしい出来栄えだと常々感じております。素晴らしいどころか、最高ではないか、と思っているくらいです。いかがでしょうか?
今日は、その最高のシャープペンシルについて、このブログで書いていこうと思っています。よろしくおつきあい願います。ただし、僕の中で引っかかるところがあるんですよね。それは、このペンのキャッチコピーです。
「キレイな文字が書ける」ってのが気になります。以前、文房具朝食会@名古屋のメンバーの方が三菱鉛筆の営業の方に「書きすぎじゃない?」と言っていました。僕もそう思うんです。つい三菱さんに味方しちゃいますけどね。
そんなモヤモヤを抱えながら、今日はシャープペンの紹介をしていきますね。
じゃあ「キレイな文字」って何なの?
キレイな文字か、キレイじゃないか、その議論をする前にちゃんと「キレイな文字」の定義をしておかなくてはなりません。基準が曖昧では評価しようがないからです。今回は、三菱鉛筆さんが定義したものをそのまま使うことにします。
この会社が「キレイな文字」と決めたのは、
文字の濃さも太さもずっと同じ
こんな定義でした。確かに上手な文字とは言っていないですからね。
僕は、この定義に妙に納得してしまいました。この定義を満足するために、三菱鉛筆はどんな手を打ったのでしょうか?その手段が、現在もなお、この『クルトガ アドバンス』をシャープペンシルの最高峰を走り続けさせる要因になっているはずです。
こんな観点を持って分析していきたいです。
『クルトガアドバンス』のキレイ文字への対応
このキレイ文字への対応に、三菱鉛筆の3つの工夫があるのです。
- クルトガエンジンの2倍速
- 芯を安定させる金属パーツ
- 芯折れ防止機能の充実
大きく言えばこの3つです。
クルトガエンジンは、シャープペンシルの芯を回転させて片減りを防止する機能です。いつでも尖った面で書ける魔法のアイテムです。そのエンジンを倍速で回して、今までよりもさらに同じ太さで書けるようにしたのです。
さらに、集中力を長引かせる長時間筆記のために芯折れ防止に取り組みました。芯を安定させる金属パーツと芯折れ防止機能はそのためについています。ここの、本体自体の重心もバランス良く前がかりですので、安心して気持ち良く継続して書けます。
一緒にいても気にならないシンプルなデザイン
最初、僕は「クルトガ」を使い始めた時には、どんどん回転するクルトガエンジンが気になってしかたなかったのです。そういう方、いらっしゃいませんか?でも、全く気にならなくなりました。人間の慣れは恐ろしいです。
僕の繊細な心は、芯先に向かうようになりました。「クルトガ」で書いていないと、無意識のうちに自分で軸を少しづつ回転させて書いているようです。この作業を勝手にシャープペンシルがやってくれるのですから、便利ですよね。
最後にデザイン。よくよくみるとエンジン部分以外は、気を使っているのか、とてもシンプルに仕上がっています。特にボディ部分のスリムな感覚は大好きです。メタリック感覚のカラーも気にならないですからね。とても良い感じです。
なんだか褒めすぎのような気がしますけど、せっかく世に出て頑張ってくれている文房具をコケ下ろすよりは全然良いですよね。ボールペンよりもシャープペンシルの方が進化スピードが早いような気がしますので、今後に期待します。
最後に言っておきますと、コスパ抜群です。¥550+税金、これをお買い得と言わずして何というのでしょうか。
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三菱鉛筆 シャープペン クルトガ アドバンス 0.3mm ラベンダー M3-5591P.34
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あれ?スケルトンモデルがある。めちゃかっこいいじゃないですか!
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。