- 声に出したり紙に書いた「夢」は叶うという経験
- ローレット加工って、なに?
- クルトガ「ローレットグリップ」の特徴紹介
- 【ご参考】クルトガエンジンの紹介しておきます
- 合わせて読みたい「シャープペンシル」の文房具ブログ
三菱鉛筆:クルトガの「ローレットグリップ」を買いました。
クルトガは書くたびに芯の部分を回転させる「クルトガエンジン」と呼ばれる機能が付いていて、会社で気分を変えたい時に使っていました。僕の愛用はホワイトボデータイプでしたが、先日気前よくあげてしまったのです。
それは文房具朝食会@名古屋に来てくれた女の子が、メンバーのプレゼンを見ていて「クルトガ、欲しいな」と、ぼそりと言ったからです。僕は即座に「これ僕のだけど、あげる!」と彼女にあげてしまいました。これにはちょっと理由があるのです。
声に出したり紙に書いた「夢」は叶うという経験
僕は「夢」は叶わないものだと長いこと信じていたので、もったいないことをしたなぁと反省しています。人生は気の持ちようで、「夢」を声に出したり、紙に書いてみていたりするだけで叶ってしまったりするんです。本当なんですよ。
だから、僕の近くで「夢」をつぶやいてくれた彼女に僕ができることをしてあげて「夢」を叶えてあげたんです。こういう経験をプレゼントできるって素敵なことでしょ?これは僕にも返ってくる財産にあるはずなんです!
そんなエピソードを添えながらクルトガの「ローレットグリップ」を紹介します。
ローレット加工って、なに?
ローレット加工とは金属に施す細かい凸凹状態の加工のことです。これはフランス語で「ザラザラ」という意味があるそうです。日常の細かい部分にまでフランス語が入り込んでいて面白いなぁと感心させられました。もちろん、滑り止めとして使われてます。
この加工は日本においては30年くらいの歴史があります。時計のつまみや精密ドライバーのグリップ、ダンベルのシャフト、シャープペンシルや日用品の様々なところに使われており、見る機会も多いですよね。
僕は金属の冷たい感触があまり好きでなかったのと、ゴムでないと疲れると信じていたので使わなかったのですが、今日使ってみたら予想外に書きやすかったので驚きました。もう少し使い込んでみようと思います。
クルトガ「ローレットグリップ」の特徴紹介
『クルトガ ローレットモデル』について
■持ちやすく、かつ高級感のあるデザインローレット加工を施したアルミグリップを採用しています。ギザギザの形状でにぎりやすい感触を実現しています。
■低重心設計による安定した筆記感を実現
安定した筆記感を実現するために、軸バランスが低重心(ペン先部の方が重いこと)となるよう設計をしております。
■上質感と強度をあわせ持ったメタルクリップ
メタルクリップを採用することで機能的な強度を実現するだけではなく、軸全体の上質感を一層際立たせています。
シャープペンシルの出番がますます少なくなってくる年齢なのですが、メカニカルなアクションが好きなのです。これからもシャープペンシルとは友達でいたいです!
【ご参考】クルトガエンジンの紹介しておきます
―「クルトガエンジン」とは?―
シャープの芯先に着目し、当社が新たに開発した機構です。機構内部が3つのギアに分かれており、芯に連結された中ギアが、文字を書くときの筆圧を利用して、上下に運動します。上下のギアと斜めに噛み合うことで、一画書く度に中ギアと芯が少しずつ回転します。一画で9度回転し、40画で1周します。
従来のシャープは、書き続けているとシャープ芯が偏って磨耗し極端に斜めに尖り、「偏減り」した芯先になってしまいます。そのため、シャープのヘビーユーザーである中高生は以下の潜在的な不満をもっていました。
① ノート等に書いた文字がだんだん太くなる。
② シャープ芯が偏って斜めに尖るため、芯先が紙面に引っかかり書きにくい。
③ 斜めに尖った芯先が崩れやすくなり、芯の粉で紙面が汚れてしまう。
文字を書くたびに芯が回るクルトガエンジンは、常に芯先を円錐形に保つことで、これらの潜在的な不満を解消します。
商品名である『クルトガ』は、芯がクルっと回って、常に芯先が円錐形にトガっているところから取ったもので、芯の動きと効果を同時にイメージできるネーミングとなっています。
書くたびに芯が回る「クルトガ」の特長
①文字を書き続けても、細く綺麗に書くことができる
筆圧により芯が回転して、芯先を常に円錐形に保つため、ずっと細い描線で文字を綺麗に書くことができます。
②芯先が紙面に引っかかりにくく、安定した筆記状態が続く
芯先が斜めではなく円錐形に尖るため、紙面に引っかかりにくくなり、常に安定して書くことができます。
③芯の粉が出ず、紙面を汚さない
安定した円錐形の芯先は崩れにくく、ノート等の紙面を綺麗に保ちます。