今までの経験を活かして、メモの取り方のノウハウをブログに書きました。とてもたくさんの方に読んでいただけました。丁寧なお礼のコメントもいただいて、嬉しいです。今日はもう一歩踏み込んだ「メモ術」を披露したいと思います。
ぜひとも、参考にしてくださいね。
こんな時代にまだ「メモ術」とか言っているのか?と言われちゃいそうですけど、僕は毎日メモを取っているし、そうでないと色々なことをすぐに忘れてしまうので、日常生活を送る上で、必須アイテムなのです。そんな人がまだいるんです(笑)
メモ術を書いたらお礼を言われました
先日、こんなメモの取り方のブログを書きました。予想以上に反響が大きくて、驚きました。勉強したし、たくさんメモ関連の本も読みましたので、何回も講座できますよ。お礼のコメントをくださった方々のために、もう少し掘り下げて書きますね。
まずは、先日好評だったブログ記事のリンクをここに貼り付けておきます。
それでは今日は、さらにメモで進化するための『大人のメモ講座』を開催します。ぜひぜひ、読んできただきメモを書く時の参考にしていただきたいと思います。知っていると便利な術ばかりなので、それこそメモをしていただきたいです。
では、始めますね。
- 検索スピードを上げよう
- 余白スペースで再度練り込もう
- 誰かに教えるつもりで書直そう
今回のテーマはこの3点です。
検索スピードを上げよう
メモをたくさん書きつらねることは良いことだとは思うけど、書いたものを探すのに時間がかかっては意味がないと思ってます。徹底的に検索スピードをあげる努力をし続けることが、メモを書くときの必要最低条件なのです。徹底的にやりましょう。
基本は、時系列に書いていくこと。意外に人間は時系列を記憶していて、検索の手がかりになります。そしてこの上に「タイトル」「日付」「ナンバー」「イラスト」「シール」「図解」などをメモの中に残しながら、すぐに検索出来るようにしてやるのです。
パラパラとめくってすぐに見つけられるようにならないと検索性が良いとは言えません。なかなか探し出せないことがあったら大チャンス。その探し出せなかったことを大反省して、一番有効な手を打っていくのです。このようにPDCAを回すことも人生の練習になりますね。
まず、第一には『検索スピードを上げよう』です。
余白スペースで再度練り込もう
メモはノートに書くときと違って余白を取らずに書きがちです。メモだから乱暴にかいても良いと思いますよ。でも、余白は大事ですので、しっかりと確保してくださいね。簡単にやる方法は、下側の三分の一は書かないことです。このくらいのスペースが必要です。
これを一体何に使うかといえば、練り直しに使うのです。例えば、上司に呼ばれて立ちながら指示を受けたとします。必死にその場でメモを書いていても書ききれない部分もあるはずです。ですから、もう一度その場で上司の指示を反芻して計画を作るんです。
一番良いのはその場でメモを見せながら、自分の行動計画を共有できることです。ここは結構ハードルが高いテクニックなので、もう少し時間をかけても良いと思います。1時間以内もう一度依頼者のところにいって、自分の行動計画と成果物のレベルを共有しちゃいましょう。
次のメモテクニックは『余白スペースで再度練り込もう』です。
誰かに教えるつもりで書直そう
メモした内容は自分にわかれば良いやと思ってしまうと緊張感も生まれず、時間が経過すると何を書いたかも忘れてしまうものです。そんな風に風化させないためにも、書き留めたことを誰かに教えてあげるつもりで清書すると良いと思います。
これをやると要点をまとめる力がつきますし、さらにはポイントを絞って、内容を要約することも出来るようになります。どうですか?すごいでしょ?
以上が、文房具のプロが教える『さらにメモで進化したい人のための大人のメモ講座』です。
(この記事は、2021年4月20日に書いた記事のリライト版です)
メモをするなら使って欲しい文房具
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。