僕はメモの取り方を工夫してから、仕事も人生もうまくいくようになりました。きっと、精神衛生的に改善された相乗効果なんでしょう。でもメモに気をつければ、簡単に進化するスピードが上がります。ぜひとも、今日の記事を是非参考にしてくださいね。
そもそもメモってなに?
冷静に考えたことなかった人が多いと思いますが「メモ」って、英語のMemory(メモリー)に由来している言葉なんです。もうすっかり日常に溶け込んでいるので、生粋の日本語では?と思っている方も多いでしょうね。実は、これ外来日本語なのです。
メモするとは、自分に引っかかってくる情報を忘れないように書き留めておくことという意味で使われています。実際に、記憶した情報であっても時間が経つと6割くらいしか記憶していないことが実証されています。機械ではないし、そうでないと壊れちゃいますよね。
社会人になったばかりの頃は、メモを取るなんて馬鹿らしいと軽んじていたので、よく失敗しました。上司からの指示をその場で忘れてしまったり、お客さんに迷惑をかけたり、嫌な思い出しかないです。そんな経験を経て、さらに文房具と出会って、僕は進化しました。
今日は、そんな僕の経験を交えた「メモ」の使い方についてレクチャーします。
僕が今日レクチャーするメモの取り方は、この3つです。
- 上司からの指示を受けた時のメモ
- 情報量の多い時のメモ
- 行動計画を練り上げる時のメモ
このくらいに絞って解説していきます。とても簡単に説明しますね。
上司から指示を受けた時のメモ
上司から指示を受けた時には必ずメモを取りましょう。このメモを取るという姿勢が、まず相手に安心感を与えて良好な関係の基礎となります。そして、その書いたものをベースにして着地点の話をその場でするのです。ここが一番大事です。忘れないでくださいね。その場です!
いつまでに、どんなものを成果物として上司が望んでいるのかを確認します。例えば、上司が「今日、12時までにりんごを3個買ってきてくれ!」という指示だったとします。購入して間に合わせても「あれ?青りんごじゃないの?」という齟齬が起きないようにするのです。
こういう非効率的な仕事が日本中で起こっています。そんなことを失くして、時間を有効に使うために「メモ」って本当に役に立つんです。そもそもの優先順位や曖昧さの排除、そういう部分に使って、自分の大事な時間を守りましょう。やりなおしをなくすのです。
まず最初は、上司から指示を受けた時のメモは齟齬をなくすために使いましょう。
情報量の多い時のメモ
会議やセミナーなどは情報量が多いのでメモを取りきれないです。特に新人の人たちには至難の技だと思います。僕はなるべくスマホの録音機能を使い、あとでそれを聞きながら大事な部分はまとめるようにしています。まとめる時に大事なのは、感情を記録することです。
事実だけを書き留めるのではなく、感情をメモしていくのです。こういう部分はなかなか他人にはみせられないでしょうけど、そこで感じたこと。そして、こんな感じで行動していきたい。変えていきたいことを、どんどん書いていくのです。
その内容と録音機能で記録したものを併用して、あとでまとめます。あるときは経営側に立って、ある時は主催者側に立って物事を見ながら考える習慣が出来るので、自分の立場が変わった時に大いに役に立ちます。自分自身、この習慣が一番役に立ったと思います。
ここで大事なのは、情報量の多い時には録音と感情メモを併用せよ!ということです。
行動計画を練り上げる時のメモ
「あいつ、どうしているかな?」そんな風に昔仲が良かった友達のことを思い出しても、なかなかメールを打とうとか手紙を書こうと行動出来る人はいませんよね。僕たちの日常は、そんなことの繰り返しのような気がします。ちょっともったいないですね。
そんなことをメモで後押ししてあげるだけで、とても充実した人生になります。もちろん、仕事も同じです。「あれ、やったほうが良いな」「例の件、確認しておくかな?」みたいな思いをどうやって実現させるか練るときにメモを使うのです。
最初は、木曜日は行動デーと決めたり、自分はすぐやる星人だったとか言い聞かせて、行動的な人間になるように自分を作り変えていくのです。これは効果抜群で、とても良い方向に自分が変わっているのが良くわかりますよ。
行動計画を練り上げる時のメモは、すぐやる人に変わるきっかけに!
以上です。僕のお勧めするメモの取り方を紹介しました。
もう少し深く潜りたい人には、次回の文房具朝食会@名古屋の中でレクチャーしたいと思います。多分、クラブハウスかzoomで開催するので、ぜひ参加をお願いしますね。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。