- ISOTに行ってまいりました
- 『wemo(ウェモ)』の商品紹介
- メモすることの素晴らしさ
- 10年後の未来を語る営業マン
- 『wemo(ウェモ)』が欲しい方はこちら
- 僕の今までに書いた『wemo(ウェモ)』関連記事
ISOTに行ってまいりました
東京ビックサイトで開催された第31回国際文具・紙製品展(ISOT)は、文具業界最大のお祭りで、盛大に2019年6月26日〜28日で開催されました。行くか毎年迷ってしまうんですが、行くととても楽しいのでついつい行ってしまいます。来年も行けるかな?
もし読者の皆様が文房具好きで、SNSなどで拡散する力が少しでもおありならば『文具PRサポーター』に登録されることをお勧めします。受付も非常に楽チンですし、プレスの腕章をくれるので写真を撮りやすい、さらにはとても優しく接客してもらえます。
基本は商談会ですので、僕達みたいな文房具ブロガーは一銭の価値もありません。見向きもしてもらえないはずなのですが、サポーター登録して腕章をつけていると最高の笑顔で対応してもらえます。このチャンスを逃す手はありませんよ。是非!
今回訪問したブースは『wemo(ウェモ)』さん。腕にくるりと装着できて、何度でも消して使える便利なメモを開発して一世を風靡したメーカーさんです。もともとは文房具メーカではなく医療フィルムを作っていた異色ブランドです。
でも、やっていることがとても面白いのでブースに行ってお話をお聞きしてみました。
『wemo(ウェモ)』の商品紹介
この文房具は油性ボールペンで書けるバンドタイプ、またはシールタイプのウェアラブルメモです。ウェアラブルとは、「装着型」という意味です。WEAR(着る)と、ABLE(〜することができる)からつくられた言葉です。
バンドタイプは手首に巻きつけて使います。そしてシールタイプはスマホなどに貼りつけて使います。本当は肌に直接貼って使えるメモを目指したそうなのですが、そこは断念して今の形になりました。それでもかなり尖った文房具ですね。
身につけて持ち歩けるというのは強みです。メモがなくて手の甲をメモ代わりにして書いている姿をみたことありませんか?僕は居酒屋の店員さんが手の甲に書いているのを見たことがあります。どう考えても閉店までに書ききれなくなっちゃいますね。
メモすることの素晴らしさ
記憶しないって素晴らしいことだと思います。「覚えておかなくちゃ!」という気持ちはストレスになりますからね。メモに書いてあれば、それを読み返すだけで記憶が蘇ってくるのですから、こんな便利なことはありません。まさにストレスフリーです。
筆記具はあるのに書くものがないという事態、よくありますよね。僕もそんな時に手に書きたくなります。恥ずかしいのでやりませんが、あと20歳若かったら確実に手の甲に書いていたはずです。その対策としてウェアラブルメモ、良いですね。
僕は肌身はなさずメモ帳(ロディアメモ)を持っているのですが、看護婦さんとか保育士さんとかメモを持ち歩くのが難しい職業の方は、こういう機動力のあるメモをお勧めしたいです。
10年後の未来を語る営業マン
「猪口さん、この後どんな商品を市場に出しましょうか?」と、ここの営業マンの方から声をかけられました。素晴らしい問いかけですね。ぜひぜひ、文房具朝食会@名古屋で朝食を食べながら考えたいテーマです。みんなでブレストしたいものです。
バンドタイプ→シールタイプ→スマホタイプ、と王道を走ってきましたからね。次にこのメモがどうなるのか気になって仕方ないところです。僕が夢みているのは「メガネタイプ」です。それも普通のメガネではなくて、超進化タイプです。
ある特殊な色を見ると一定の距離だけ、その空間に書いたり消したり出来るタイプなのです。どうですか?このアイデア?これを実際に作ってくだされば、僕はモニターになりますので是非wemoの方、よろしくご検討願います。
こういう夢のある話は良いですね。きっとこれから恐ろしいくらいの勢いで職場から文房具が消えていきます。あと2年もすれば残るのは「ホワイトボード」「筆記具」「付箋」「マーカー」「メモ」くらいでしょうか?そんな環境変化が起こります。
そんな中で自分の会社が作った文房具がどうなるか、考えるのは楽しいですね。