今日、紹介する文房具は、株式会社トンボ鉛筆の歴代のパッケージデザインを復刻させたスティックのり「ピット復刻デザイン ミニコレクションセット」です。これは欲しいです!
ノスタルジックな文房具が好きです
若い頃、おじいさんたちが経済力に任せて骨董にはまるのを見て「もっと他にやることはないのかな?」と冷めた目で見ていた僕ですが、いつの間にか同じようにノスタルジーを感じさせてくれる文房具に興味がわいてきました。
特に子供の頃に流行していたものとか、手を伸ばしても届かなかった高級品とか、見ているだけで欲しくなってしまいます。幸いにも子供達も手を離れ、ちょっと余裕ができてきたのでお小遣いをためて、そんな高級文房具を購入しちゃってます。
部屋の収納庫がそんな文房具ばかりなので、知らない人からみたらガラクタの中で寝起きしているように見えるでしょう。でも、僕からすると宝の山に囲まれているような感じで素敵です。もう少し長生きできそうな気がしています。
そうです。僕はノスタルジックな文房具が大好きです。
今日は、そんな僕の心を刺激するトンボ鉛筆の復刻版文房具を紹介しますね。
トンボ鉛筆のプレスリリースです
トンボ鉛筆の代表的な売れ筋文房具である「ピット」は、1971年に発売を開始した国産初のスティックのりです。みなさんも一度くらいは手にしたことがあると思います。手にべたつかず乾きが速いなどの特長で、のりづけの煩わしさを解消し「貼る」を快適にしました。
この文房具のネーミングは「ピッと塗って、ピッと貼れる」という使い方から由来しています。ブランド名も広く親しまれ50年のロングライフブランドに成長しました。現在、のりのトップシェアブランドに躍進し、皆さんに愛されて使われています。
「ピット復刻デザイン ミニコレクションセット」は、時代を偲ばせるレトロなパッケージデザインをスティックのりXSタイプ(直径17㎜、高さ71㎜、内容量5g/個)で復刻させた5本入りコレクションです。
1971年発売の第一号ピット2柄①②、70年代発売の香りピット③、1977年発売のピット事務用④、1982年発売のピットスーパー⑤の合計5柄での販売です。これを化粧箱に入れた5個入りセットを希望小売価格550円(本体500円)で2万セット限定発売します。
本体に内蔵されているのりは青色で時間が経つと色が消える「消えいろピット」です。
最近のトンボ鉛筆は、実に頑張っていて良いと思います。中の人、また色々教えて下さい。
こんな感じで社会現象と横並びで見ていくと世相を反映していて面白いです。ただし、文房具はそれほど世相の影響は受けていないこともよくわかります。デザインは流行もあるから仕方ない部分ですが、時代を超えていくのは文房具の良いところですね。
瞬間接着剤「アロンアルファ」が発売されたときに、僕は普通ののりは淘汰されて無くなるんじゃないかと思っていました。そのくらい瞬間接着剤の衝撃はすごかったのです。でも、そんな簡単に他ののりはなくなりませんでした。ちゃんと生き残りました。
こうやって時代の荒波を乗り越えてきた文房具をもう一度手にとってあげて欲しいです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。