ステッドラー社のコンクリートボールペンは、定番色に加え「ブリックレッド」「グレイ」の2色が追加されています。新色が出ても紹介していなかったので、改めてブログに書いておきますね。ますます魅力的な筆記具に育っています。これからが、楽しみです。
僕がコンクリートに感じた事
実際に、コンクリートボールペンが発売された時には「売れるわけないな」と、勝手に考えていました。素敵な木軸や樹脂系の軸がたくさん出ているのに、どうして僕たちがコンクリートを選ぶと思ったのでしょうか?手が汚れてしまうじゃないか!、とすら思いました。
しかし、実際に手に持ってみると、驚きのグリップ感覚です。考えていた以上に軽くて手に馴染んで書きやすいものでした。そして、手が汚れるどころか吸い付いてくるような肌ざわりです。このギャップは、僕の頭が建築用外壁のイメージから離れられなかったせいでしょうね。
確かに軽いので指への負担もあまり感じないような気がします。この素材がどこまで文房具の世界に入り込んでくるかわかりませんが、とても楽しみです。僕たちのキッチン用品がシリコン素材で包囲されてしまったように、コンクリートがじわじわくるかもしれないですね。
以上が、僕がコンクリートに感じた事です。
コンクリートボールペン紹介です
このステッドラー社が世に出したコンクリートボールペンは、独特の素材感を放っていますよね。一度でも手に取っていただけば、よくわかると思います。想像していたよりも、うんと軽くて書き易い筆記具に仕上がっています。
この会社が独自開発したコンクリートは、高密度で耐久性に優れています。また、人間工学に基づき筆記時の疲労感を軽減する特殊な六角形の軸なので、重量感を感じさせず、滑らかに筆記できるように設計されているのです。
そしてペンクリップには、ステッドラー社のプレミアムのイニティウムクリップが採用されていまして、高級感と実用性を兼ね備えています。また、コンクリートの特性上、1本ごとに模様や気泡の位置が異なり、全てがオンリーワンのボールペンとして仕上がってます。使い込むほどに、手に馴染み、経年変化も楽しめる1本です。
(ステッドラー社のHPを参考に書きました)
ブリックレッドとは?
さて、「ブリックレッド」とはどんな色合いのことを指すのでしょうか?
これは赤煉瓦(あかれんが)を表す色名であります。
近代の建築物に多く使われたこの赤煉瓦、僕たち文房具好きの聖地:ナガサワ文具センターのある神戸赤煉瓦倉庫店をついつい思い出してしまいますね。
英語のブリックレッド(brick red)は、1667年に初登場した言葉です。更に、ラテン語でブリックレッドを意味するラテリシゥス(latericius)は、1656年頃には既に使われていた色名であります。
日本の色名である煉瓦色は、これら西洋の色名の訳語ですよね。ただし、西洋のレンガは様々な色があり、一概に赤茶色のものばかりではないというところが実際です。みなさん、勉強になりましたか?
このペンが欲しい方は、こちら
ワイルド&タフなこのボールペン、ぜひ使ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝します。