シャープ替芯については色々言いたいことがあります。でも、最近は昔と違って折れにくくなっているなぁと思うので、あまり言いません。感謝の気持ちを込めて、今日は新しい三菱鉛筆の商品について紹介します。
最初に言いたいことは取り出しです
シャープ替芯について、皆さんたくさん言いたいことがあると思います。(あまり無いかも知れんけど)
でも、原料である黒鉛と樹脂を練り混ぜて、1200度で焼成し、滑らかさを付与するために油状物を浸透させて、一定寸法に切断してパッケージにするという工程を経ている割には精度が良いですよね。真っ直ぐだし。曲がっているような粗悪シャープ芯を見たことはありません。
感謝しているので、あまり言いたくないですが、取り出しだけ不満です。心の中で「御神籤(おみくじ)じゃねえし!」と、つぶやいてます。なんだか上手に取り出せなくて、取り出せたかと思ったら、落としちゃってどこにあるのかよくわからなくなっちゃうし・・・。
こういうことありません?僕だけではないはずですよ!
そもそも僕が使っているシャープ替芯は直径0.5mmなのです。1mmにも満たないものを確実に捕獲して、シヤープペン本体の中に間違いなく入れるなどというのは、至難の技なのです。逆に僕たちが小さくなるしかないかも知れないと思ってしまうくらいのことなのです。
今回の新開発品は、この部分も改良してあるそうです。楽しみです!
では、商品紹介です
三菱鉛筆株式会社は、シャープ芯の粉がノートなどの紙面に密着することにより、こすれに強く、書いた後のノートをキレイに保つ新開発のシャープ替芯『uni(ユニ)』(参考価格220円/税抜 200円)を、2月16日(火)に新発売いたします。これはすごいですよね。
従来のシャープ替芯は「強い」「濃い」「なめらか」という特性を長い時間かかって磨き上げてきました。そこに「汚れにくい」までもをプラスしたのは、シャープ替芯の基幹ブランドとしては13年ぶりとなる新商品です。新しい壁をまたひとつ乗り越えた感じがします。
最近、学生を中心に勉強ノートをSNSへ投稿する人が増えているそうです。自分自身の勉強に対するモチベーションアップにつなげるためにノートを共有したい、紙面をキレイに保ちたいというニーズがあります。昔はあまりノートなど公開しなかったですよね。大きく価値観も変わっているんです。
この商品は、独自の成分配合により芯粉が紙面に密着するため、こすれに強く見返したときの摩擦があってもキレイな状態が続きます。何度も見直ししているうちに黒ずんでくる現象がが軽減されるんですね。まとめノートなど何度も見返すノート作りをする際に最適なシャープ替芯です。
また、ケースは生活空間になじむオフホワイトを基調としたシンプルなデザインです。簡単なスライド操作で開閉し、スムーズに芯を取り出すことができます。僕がとてもストレスに感じていた御神籤(おみくじ)なかなか出てこない状態がなくなったのです。嬉しいです。
いかがですか?進化してるでしょ?
まあ、今までのシャープ替芯の良品基準に「こすれに強い」という項目が入ったということは、文房具の世界の歴史を変えたということになります。ここは素直に素晴らしいことだと褒めてあげて良いんじゃないでしょうか。まだまだ進化していくかもしれない文房具です。
僕は2050年までにカーボンフリー社会の実現のために鉛筆もシャープ替芯も無くなるのではないかと予想しています。その代りのものとして、紙の変わる電子ペーパーが主流になるんでしょうね。そういう時代の到来が楽しみです。ん?もう、来ているのかな?
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。読者の方に感謝です。