定番ブランドの人気色から、ご当地インクまで、約700色の万年筆インクを掲載掲載したインク沼の住人必見の本が出ました。テラスでアイスコーヒーでも飲みながら、次に購入するインクをこの本で選んではいかがでしょうか。オシャレな午後の過ごし方でしょ?
まずは、著者の武田健さんの紹介です
僕は何年か前のブングボックス周年記念パーティで、お友達になりました。講演を頼まれたのですが、その時の講演者のもうひとりが武田健さんでした。世の中には、面白い人がたくさんいるなぁというのがこの時の僕の感想です。
挨拶した瞬間に仲良くなりました。とっても魅力的な人物です。
そして、周囲の人をどんどんファンにしてしまう不思議な人なのです。きっと名古屋地区にも来てくださると思いますので、その時にお友達になってくださいね。ちょっとシャイなのですが、そこを越えれば大丈夫です(笑)
さて、武田健さんの紹介です。
1968年東京生まれ。大学卒業後、サラリーマンを経て2010年に万年筆と出会い、文具ライターとして活動。これまでに集めた万年筆インクは3000色を超える。2019年にテレビ番組にて「万年筆インクの世界」を紹介したほか、万年筆・インクの双方のプロデュースやワークショップ、文具トークショーなどインクの魅力を伝える活動を積極的に行う。
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万年筆インクの魅力は液溜まり
もちろん色合いの美しさは当然のように万年筆インクの魅力なのですが、僕が一番好きなのは「液溜まり」です。特に書いた文字の止めた部分に出来る周囲よりも色が濃い部分は何とも言えず美しくて好きです。
僕も万年筆やガラスペンで書くのですが、その時にもこの部分をとても意識して書いています。ボールペンや鉛筆では表現出来ない濃淡の世界を、中学生になって万年筆をちょっとだけ使い始めた時から憧れていたんですよね。
文房具ブログを書くようになって、万年筆をよく使うようになって、年賀状は万年筆で書くようになったのですが、本当に美しいです。心なしか、字も綺麗に書けるようになった気がします。みなさんは、インクのどこが好きですか?
また、教えてくださいね。ぜひぜひ、文房具朝食会@名古屋で議論しましょう。
おお!行きつけの文房具屋さん:ペンズアレイタケウチのオリジナルインクも掲載されてます。こういうの見つけると嬉しいですね。
ケンケンのコメントがとっても丁寧で良い感じ。さすがインクの第一人者ですね。
『美しい万年筆のインクの世界』内容紹介
「インク沼」という言葉が流行っているほどいま大注目の万年筆インク。
本書は今までになかった初めての「万年筆インク事典」として、基本色の7色(赤・黄・青・緑・紫・茶・黒)のほか、各地方にしか売っていないご当地インクや希少性のあるインクなど、万年筆インクを知り尽くした著者が厳選した約700色のインクを紹介しています。巻頭には基本色の色見本一覧付き。
色別のインディックスがついているので検索しやすいです。赤いインクが欲しいけど、どのブランドのどの色を選ぶと自分のイメージと一番近いのか調べやすいですね。
僕も赤いインクを選ぶ時に大変迷ってしまったのですが、こういう本があれば迷うことなかったかもしれないです。インク沼の住人たちのバイブル的なガイドブックとして今後この文房具の世界に存在し続けるでしょうね。改訂版が楽しみです。
色合いは「無限」ですからね。どんどん新しい色が出てくるはずです。
この本はこちらから買えます
この本は是非とも本人から直接買いたいものです。でも、それが叶う人ばかりではないので、こちらから先行で購入してください。みなさん、いつかサインもらいましょうね。
ケンケン!サイン頼むよ。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。