『文房具語辞典』が、我が家にやってきました
今週の月曜日に、友達の春日さんがこの本を持っていることを知って、触らせてもらって、実際にぺらぺらとページをめくって中身を確認させていただきました。「欲しい!」と思って、僕は速攻でアマゾンの購入ボタンを押しました。
すぐに来るのかと思ったら、届くのに3日かかりました。それでも十分ですよね。どこから読んでも文房具好きには垂涎の冊子となりました。是非とも、購入検討ください。こんな衝撃の文房具本は『ステーショナリーハック』以来です。
もちろん、文房具ブロガーとして、この本は絶対に逃せません。どうしても書くネタに困った日にはペラペラとページをめくって、興味を引く文房具を見つけたら、そこから膨らませて書けば良いのです。ざっくりと3年間くらいネタに困りません。
本当にありがたい話です。
文具王:高畑さんの紹介です
ウィキペディアで検索してみると「高畑正幸」さん、載ってました。
高畑正幸(たかばたけ まさゆき)さん
香川県丸亀市に生まれ、香川県大手前高等学校、千葉大学工学部を卒業した後、千葉大学工学部工業意匠学科大学院を修了。
テレビ東京TVチャンピオン』内で実施された「文房具通選手権」において3連続優勝(1999年2001年2005年)を果たし、「文具王」の座に就任
2000年、サンスター文具に就職。商品本部に10年間所属したのち、マーケティング部に転属。同社の社員としての勤務のかたわら、文房具についての執筆・講演活動も行う。他故壁氏共に文房具ユニット「ブング・ジャム」を結成。トークショーなどの文房具に関連したイベントを行っている。
9月より個人活動を開始(サンスター文具株式会社とプロ契約)。お気に入りボールペン「OKB48総選挙」を主催している。2017年3月より文房具の情報サイト、「文具のとびら」の編集長を務める。
僕もいつかウィキペディアに載りたいです。あ!自分で書けば良いんだ(笑)
どこから読んでも面白いです。是非買ってください。
試しにランダムにページを開いてみると「クーピーペンシル」が出てきたので、そこに書いてある内容を転記してみます。
【クーピーペンシル】
サクラクレパスがフランスのベニヨール・ファルジョンと共同開発し1973年から販売する木軸を持たない色鉛筆。全体がポリエチレンを主とする芯の材料で形成されている。一般的な色鉛筆に対し、芯が太く折れにくく、1974年に特許を取得した独自の配合で筆記性を保ちつつも消しゴムで消えやすいことを特徴にした。当初から高級感のある缶入りで削器が付属しており「全部が芯」と謳ったテレビCMで人気商品に。 現在でもほとんどデザインを変えておらず、全芯色鉛筆の代名詞的存在。
こうやって書き写してみますと、文具王の人となりがじんわりと沁みてきます。
トークショーなどでも、文房具の特徴や長所をとらえるのが実に的確で、悪口を言わないので安心してみていられます。僕たち素人はすぐ茶化しちゃうからダメなんですよね。文具王を見習いたいです。
こんな文章がところせましと配列された素敵本です。好きな文房具のことがもっと好きになる本ですね。とっても良いと思います。買いましょう!
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。