『本と文房具とスグレモノ』

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毎日6秒浮遊動画!フローティングペンの世界

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「一遍聖絵フローティングペン 伊予国のシーン」

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「一遍聖絵フローティングペン 信濃国のシーン」

世の中には2種類の人がいる、収集する人と収集しない人だ。こういう『フローティングペン』までもマニアックに収集する人がいて驚かされる。そしてこの世界の収集家は世界中にいて仲間同士で極秘コミュを作り上げ取引をしているらしいのだ。

実は僕も一歩間違えたら、そんな人になっていたかも知れないので今日は気合を込めてこのネタで文房具ブログを熱く書いてみようと思います。内容はそれほどマニアックではないので、安心してよろしく最後までお付合いください。

普通に売ってる『フローティングペン』

僕は血気盛んな中学生の頃に仲の良い友人からこのペンをいただいた。書く前には普通のビキニ姿の白人女性なのだが、反対に傾けるとゆっくりとそのビキニが溶けるように脱げていって全裸になるという仕組みの衝撃的な文房具であったのだ。

確か彼のお父さんのハワイ旅行のお土産だと言っていたように記憶しているのですが、そこの真偽は定かではありません。しかし、僕は勉強に疲れるとそのペンを取り出して癒されていたのです。このギミックが入ったペンは結構お土産屋さんで見ますよね。

今日はフェリシモのお寺カルチャーコミュニティ『フェリシモおてらぶ™』が、特別展『国宝 一遍聖絵と時宗の名宝』(京都国立博物館)とコラボレーションした新商品のフローティングペンを世に出すという情報をキャッチしたのでブログにアップします。

「一遍聖絵(いっぺんひじりえ)フローティングペン」(伊予国のシーン・信濃国のシーン)2種のペンです。商品は、京都国立博物館『国宝 一遍聖絵と時宗の名宝』展特設ショップ、フェリシモウェブサイトで購入いただけます。マニアの方は是非!

(お届けは6月中旬以降より随時) 詳細はこちら>> https://feli.jp/s/pr19051002/3/

『フローティングペン』の歴史

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こんなイメージのペンでした

それではまずは、若かりし日の僕の心をガッチリと鷲掴みにした『フローティングペン』の歴史を辿ってみましょう。ここはWikipedia(ウィキペディア)などのネット検索情報をとりまとめしたものです。よくわかるので参考にしてくださいね。

"フローティングペン"とは、傾けるとオイルの中の絵が動くボールペンの名称であります。
製造元はデンマークにあるエスケセン社(ESKESEN)。日本輸入元は、レトロバンク社(retrobank)1951年、エスケセン社に初めて発注を出したのはESSO(石油会社)で、石油をオイルに見立てた中にオイルドラム缶を模したフロートを入れ動かしたのがはじまりであります。
約6秒間の”浮遊時間”に制作者の思いを込められるオリジナル性の高いアイテムで、今もなお”書けなくなっても持っていたいペン”とよばれている。
世界中にコレクターがおり、国境を越えての交流も盛んで、レアなペンは高値で取引されることもある。
70年以上たった現在でも、世界各地の観光名所のお土産やキャラクターやアーティストグッズや企業のノベルティーとして様々な場面で活躍している。
傾けると着ている服が脱げてしまうヌードペンも、同じく、エスケセン社で作られている。(これですね、僕がはまってしまっていたのは!)

フェリシモの美術展コラボ商品です

 

 今回の特別展のみどころのひとつで一遍の生涯を描いた鎌倉時代の国宝「一遍聖絵(いっぺんひじりえ)」。踊念仏で有名な「時宗」開祖である一遍上人は、念仏をひろめるため、日本各地を遊行し、多くの人々に救済を施しました。その偉業を称えるべく彼の没後に描かれたのが、鎌倉時代の国宝「一遍聖絵(いっぺんひじりえ)」です。その中から、特徴的なシーンを2つ、昔懐かしいステーショナリーアイテムのフローティングペンにしました。

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■価格 / 1本 ¥1,200(+8% ¥1,296)
■素材 / ABS樹脂、クロム鋼、ベジタブルオイル(植物性オイル)
■サイズ 長さ約15cm、ボール径0.8m
※インク色はすべて黒(油性)です。(デンマーク製)
商品はこちら>> https://feli.jp/s/pr19051002/1/

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【NEW】時宗展 グッズ 一遍聖絵フローティングペン「伊予国のシーン」
「誰もが往生を遂げられる」と説きながら全国を行脚する「遊行(ゆぎょう)」の旅に出た、時宗の始祖一遍上人(いっぺんしょうにん)の、生涯を通した旅の様子をフローティングペンにしました。シーンの解説付きの情報カードと一緒にお届けいたします。

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■価格 / 1本 ¥1,200(+8% ¥1,296)
■素材 / ABS樹脂、クロム鋼、ベジタブルオイル(植物性オイル)
■サイズ 長さ約15cm、ボール径0.8m
※インク色はすべて黒(油性)です。(デンマーク製)
商品はこちら>> https://feli.jp/s/pr19051002/2/

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【NEW】時宗展 グッズ 一遍聖絵フローティングペン「信濃国のシーン」

おてらぶ部長のひさよしさんのコメント

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仏教の数ある宗派の中でも「時宗」と呼ばれる宗派の僧侶たちは、 誰もが往生を遂げられると説きながら全国を行脚していました。それを「遊行(ゆぎょう)」といいます。
時宗には遊行と並んで、踊りながら念仏をとなえる「踊念仏(おどりねんぶつ)」という文化もあります。
そのような独特のお寺文化を持つ時宗の始祖、一遍上人(いっぺんしょうにん)の生涯を描き記した国宝『一遍聖絵(いっぺんひじりえ)』をグッズにして多くの人に伝えたい! そう思ったときに、ちょっぴり懐かしく、“動き”を再現できるフローティングペンは最適だと思いました。
今回選んだのは、「伊予国のシーン」と「信濃国のシーン」。どちらも特別なシーンです。
伊予国のシーンでは、一遍上人は岩屋に参籠して決意を新たにし、下山後、家や土地など全てを手放し、遊行に旅立ちました。また、信濃国のシーンは、佐久(長野)の小田切の里で、はじめて踊念仏が生まれた瞬間だといわれています。
※踊念仏は現代にも伝わる、盆踊りのルーツになったという説もあり、とても興味深い文化です。わずか1×6.5cmの筒の中に一遍上人の旅のひとコマを閉じ込めた「一遍聖絵フローティングペン」をぜひ手にとって見てください。

『フェリシモおてらぶ™』の紹介です

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「フェリシモおてらぶ」は、「お寺文化から心豊かな暮らしのヒントを見つける」をコンセプトに、生活者目線でお寺にふれて学ぶことができるお寺カルチャーコミュニティーです。株式会社フェリシモのお寺好き社員を中心に2014年に結成し、これまでに日常生活にお寺文化を楽しく取り入れられるおうちレッスン講座「プチ写仏プログラム」「おてらの癒やしごはんプログラム」「おてらの癒やし甘味プログラム」を企画販売しました。また2016年秋に発売した、仏さまの髪型の螺髪(らほつ)をイメージした「らほつニットキャップ」は、SNSを中心に話題となりました。「フェリシモおてらぶ」では、お寺文化についての情報も日々ブログやSNSで発信しています。

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このニット帽良いなぁ。かぶっているだけで只者ではないですよね。

しかし、実に良いですね。本気でフローティングペンの収集家になっていれば良かったです。未だにお土産やさんなどでこの類のペンを見るとドキドキするのは好きだからに違いありません。この狭い空間の中にストーリーロマンが詰まっているんです。 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。

あわせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ記事です

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