この前回の記事で心残りがありましたので、再度チャレンジしたいと思います。お題は、もちろんプラチナ万年筆株式会社の「早川式繰出鉛筆」です。日本のシャープペンシルの起源ともいえるすごい逸品を、今回は5000本限定で複製しました。
心残りというのは、前回記事で5000本のところを500本と間違えてしまったところです(修正済み)。プラチナさんからは、間違いは気にしなくて大丈夫ですと言ってもらったものの、本当に申し訳ないです。普通だったら気がつくはずなのに、残念です。
特に追い詰められていたわけでもないのですが、なにかほころびがあったんでしょうね。そういう部分をしっかりと反省することによって、良い文章が書けるようになると思いますので、これからも精進していきます。ぜひとも、応援お願いします。
では、この復刻のシャープペンシルについて書いていきましょう。
サブブログに書いた渾身の記事です
シャープの創業者である早川徳次さんが、日本で最初に発明したシャープペンシルの復元版です。ノックするだけで芯が繰り出せて、書き続けることができるって本当に便利ですよね。鉛筆を使っていた時代には、憧れの的でありました。
この早川さんは、元々は簪(かんざし)や精巧な金属製品を加工する錺職人(かざりしょくにん) でした。その技術をベースにして、1915年(大正4年)繰出鉛筆を独自技術を積み上げて金属で作りだし、「早川式繰出鉛筆」として特許を取得しました。
これが欧米で大人気となり生産拡大を開始して、事業展開。翌1916年には、これまでにない極細芯の近代的な筆記具を生産しました。さらには、エバー・レディ・シャープ・ペンシルと名前を改め、 これが後に現代のシャープペンシルとなりました。
僕たちの常識として、鉛筆とシャープペンシルは別物ですが、この時代には黒鉛の化合物で筆記するものの総称が鉛筆だったんでしょうね。しかし、よく発明しましたよね、大正ですよ。僕の祖母でさえ、まだ生まれていなかった時代です。
すごいと思います。この筆記具で、こんな時代にタイムスリップしませんか。
回転ノック式です
このシャープペンシルは、回転ノック式です。僕も恐る恐る繰り出してみましたが、結構手間ですね。効率的とは言い難い機構です。でも、これが日本で初めてのシャープペンシルに採用されていたと思うと感慨深いですね。味わって使いましょう。
小学校の時の授業中だったと思います、先生が突然シャープペンシルの話をしてくださいました。筆記する時に、線の太さが変わらず書き続けることができるシャープペンシルのすごさを解説してくれました。鉛筆しか持っていなかった僕は興奮しました。
そんな思いの何百倍の熱量で、この筆記具は発明されたのだと思います。
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なんとなくいかがわしいようなモノしかAmazonにないので、もう少ししたらアップしますね。それまで、保留です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。