
丸い鉛筆は転がって落ちるから芯が折れやすい、四角の鉛筆は握ると指が痛い。だから、六角軸がちょうどいいのだと小学校の先生に教えてもらった記憶があります。先生は、まるで童謡を歌うかのようにこのことを繰り返し教えてくれたのです。
それほど大事なことでもないのだけれども、昨日のことのように鮮明に覚えています。この記憶に不思議な音階が付いていたせいだと思います。耳が覚えたことは忘れにくいんですよね。この年齢になって、再度ブログ記事に書けるのなら良かったと思えます。
今日紹介するステッドラーの「トリプラス マイクロ」は、三角軸のシャーペンシルです。四角では指が痛いでしょうけれど、三角軸はしっくりとグリップできていい感じです。これを初心者向けシャープペンシルとして、世に広めていきたいです。
それでは、この文房具の紹介を始めていきますね。

Yahoo!ニュースに書いた記事です
僕は筆記時の力がコントロールできなくて、筆圧が高くて悩んでいました。数分書くだけで、指が痛くなってきてしまうのです。こんなことでは勉強に集中できるわけがないですよね。僕の学校の頃の成績は低空飛行が続きました。
40歳を過ぎた頃に、本当に勉強するということはどういうことかを理解し、そこに加えて文房具ブログを書き始めて最高のアイテムにたくさん出会えたので人生が変わりました。みなさんも、自分に合う最高の筆記具を見つけて欲しいと思います。

安心のブランドです
このシャープペンを世に出したステッドラー社は、1835年に誕生した歴史ある文房具ブランドです。高品質がこの企業を支えていて、世界中の人に愛されています。製図用のシャープペンシルで有名ですけど、このブランドなら間違いない気がしますよね。
「トリプラス マイクロ」の特徴は、以下のようになっています。
- 指にフィットして疲れにくい三角軸
- 繰り出し式の長めの消しゴム搭載
- 無駄のない残芯5mm以下
- ペン先の収納システム
僕は、この三角軸を使うとホッとしたんですよね。とてもしっくりくる安心の安定感がここにありました。僕の中指にできた、ペンだこの痛みも和らぎます。

指にフィットして疲れにくい三角軸
この筆記具は人間工学に基づいています。シャープペンを支える三本指がちょうど良いバランスでフィットするようになっているのです。まるで、手に吸い付くグリップ感覚はこのシャープペンならではのものだと思います。
ボディが全部グリップ化されているのもいいですね。この軸径ならば、子供でも女性でも安心して使い続けることができます。だから、疲れにくいのです。丸軸や六角軸と比べてみて下さいね。繰り返しますが、初心者向けの筆記具としてオススメしたいです。


シャープペンシルの消しゴムは絶対に使いたくないという方もいらっしゃると思います。僕も最近までそんな気持ちで消しゴムを大事に使っていました。でも、この長さとボリュームを持った消しゴムで詰め替え用もあるなら、使いたいです。

こちらから購入できます
知らなかったですが、0.7mmと0.5mmの芯径バリエーションがあるんですね。

今日、驚いたことがあります。ちょうど講演している時にホワイトボードがあったものですから、ちょっと図説しながら話をしようと思ったら、すべてのマーカーが書けませんでした。驚いて担当の方に書くことができるマーカーを準備して欲しいとお願いいましたところ「ありません」とのこと。もうこれを使う人が久しくいないのだそうです。
びっくりしました。僕は生きる化石のような人間だったのです(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。これからも、このブログ記事の応援をよろしくお願いいたします。みなさんの後押しが、僕の継続の原動力になっています。心の支えなのです。

