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ついに発売!限定複製の「早川式繰出鉛筆」大正ロマンのシャープペンシルです

プラチナ万年筆株式会社から発売されました「限定複製 早川式繰出鉛筆」です。

僕が記事タイトルに大正ロマンと入れていますように、1915年(大正4年)、日本で最初の実用的シャープペンが早川徳次さんによって発明されました。この人は、現シャープ株式会社の創業者であります。その限定複製が今回の筆記具です。

早川徳次さんは幼いころ見習いで金属加工の技を身に付けたそうです。今で言う板金職人といえばいいのでしょうか。一人前の職人へと成長した後に、その技術を駆使し外装細部にこだわったシャープペンを15本のみ製作しました。

今回、プラチナ万年筆株式会社がその中の1本をもとにして復刻複製しました。内部には現代技術を取り入れ一般的な0.5mm芯が使えるようにして、その当時は新しい芯繰出し機構である回転ノック式を採用しました。僕は初めて見ました。

繊細な軸柄はエンジンタン彫刻で一本一本柄を彫り込み、独特の表情を再現。重量感をはじめ手触り感、古き良き時代の大正ロマンの真髄を充分に受け継ぎ、現代においても斬新なデザインは嗜好品としてあなたの所有欲を満たすデザインになっています。

限定生産数情報がなかなか入ってこないのですが、5000本とのこと。これは購入しておいて損はないかもしれないです。文房具好きの方は、一本くらい購入しておくと、あとで後悔しないかもしれないですよ。いつまでも眺めていても良いですしね。

サブブログに書いた渾身の記事

news.yahoo.co.jp

実際に触ってみると、このシャープペンシルの良さがよくわかります。

ペンズアレイタケウチさんのGMにお聞きすると、実際に売られていた当時のものよりもかなり艶が高くてピカピカしているとおっしゃっていましたが、当時のことを想いながらつかうのにはとても良いアイテムだと思います。お勧めしたいです。

文房具の進化ってすごくないですか。もしかしたら、人類の進化そのものかも。

シャープペンシルも進化して、芯が折れなかったり、回転したり、ノック不要だったりします。書くという文化は当分残りそうな気がしますね。

僕は忘れるという人間の機能はすごく大事だと思います。そうでなければ、壊れてしまいますからね。それを支えてくれるのが筆記文化のはず。書いて残せたものはきれいさっぱりと忘れてしまっていいのです。そうやって、僕たちは生き延びていくのです。

この天冠の回転繰出が面白いです。楽しく使っていきましょう。

いっぱいメルカリなどで高値で出てきても買わないようにお願いします。こういうものは正規取扱の文房具屋さんで購入してください。そして、買えなかったら諦めてくださいね。縁がなかったと割り切りましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。

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