
みなさん、水性ボールペンを使ったことがありますか。サラサラと軽いタッチで書きやすいですよね。僕も社会人に成り立ての若い頃に好んで使っていました。キャップを閉め忘れたまま、シャツのポケットに入れてしまって大惨事になったことがあります。
なんとなくインクが早く減るなぁとは思っていましたが、特に問題なく使えていました。筆記時の疲労感も少ないし、色合いもはっきりしていて読みやすいので好きです。油性ボールペンとうまく使い分けするといいんじゃないかと思います。
この筆記具の起源は、1964年に日本のオート株式会社が開発した「水性ボールペンW」です。これは油性ボールペンの書き味が重いという欠点を補う目的で開発され、その後改良を重ねて1972年に実用化されました。欧米市場で大好評だったそうですよ。
今日は、そんなイントロからオート株式会社の「CR01」を紹介していきます。

CRは何の略なの?
CR01はCR(セラミックローラー)シリーズの第一弾として設計された新しい筆記具です。サラリとしたマットな質感に包まれ重厚感ある風合いです。また、カモフラージュ印刷を施したバリエーションを加え、より魅力的なラインナップとなりました。
OHTO結城工場にて自社設計と組立を手掛け、丁寧に作りこみました。普遍的なデザインはOHTO史上最高の一本です。ここの会社が市場に出す筆記具はいつもデザインも機能も尖っていますよね。文房具はこうでなくちゃと思い描く世界がここにあります。
とても嬉しいことにノンドライリフィルC-305を採用しました。キャップをし忘れてもペン先が乾かない独自設計でSiCセラミックボールを使用したチップの書き味は世界で初めて水性ボールペンを開発したOHTOだからできる特別な書き味です。

ノンドライリフィルの威力です
どのくらいの効果を期待していいのかわかりませんでしたが、ひとまずキャップを取って10時間放置してみました。放置前と放置後の書き心地を比較するためです。もしかしたら、書けなくなっていたりするかもしれないですからね。
そしたら、全く問題なく書けました。かすれもなしです。書き出しも万全です。一体、どんな構造になっているのか知りたいものですね。でも、水性ボールペンがこうであるならばますます使いやすい筆記具として、地位が上がりましたね。
この書き出しと発色は水性ボールペンならではです。

Yahoo!ニュースに書いた記事です
総重量が33グラムしかないのに、ずっしりとくるのは何でなのでしょうね。
読者の方から、もうCR02が発売されているのになんで今更01を紹介するんだというコメントをいただきました。ありがとうございます。僕はこの筆記具のことをTEGAMIYAさんに紹介してもらって最近知ったからです。02も追って紹介していきますね。

このマットな質感も素敵です。どんなシーンでも使えますね。


こちらから買えます
カモフラブラックも売っていますね。


こちらは、この文房具を購入した「TEGAMIYA」さんの紹介記事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。これからも、この文房具ブログを読んで応援してくださいね。みなさんの後押しが僕の継続の原動力です。

