もう何十年も前の話なんですが、会社に入った時にそれまで全く知らなかった文房具に出会いました。僕の入社した会社は結構な割合で私物文房具を持ち込んで仕事をしている人が多かったです。僕も会社支給の文房具では物足りず自分の物を使っていました。
こだわりというわけではないのですが、自分に合ったもので仕事したいという気持ちが芽生え始めていた頃です。会社支給の物を使わないだけで、自分の背の丈が少しだけ伸びたように感じてたのも事実です。かなりこの頃の思考で人生が決まったと思います。
今日は、その頃に愛用していた文房具のひとつドラパス「多機能スケール」を紹介します。周囲でこれを使っていたおじ様たちは「このくらいの文房具を使ってなくちゃ一人前ではないわなぁ。」と言いたくて仕方なかったようにみえましたね。
最後までよろしくおつき合いをお願いしますね。
見た目からしてこちらの『多機能スケール』は、凄そうです。まだ手書きの図面を書いていた人が設計部隊にたくさんいた頃は、こんな道具を使って平行線を引いたりしていたんでしょうね。僕も一度そんな時代を覗いてみたいものです。
ドラパス『多機能スケール』の紹介
おもしろスケールと異なり、重量がありスリップしにくい金属ローラーを採用しました。本体の四辺に目盛付。分度目盛も1°ピッチと精密仕様です。ML15は1~10nmφ、ML30は8~20nmφの円定規付。ML30はフローチャートと楕円のパターンもついています。
- 縦、横、斜めの平行線が容易に書ける。
- ローラーボックスの目盛りで間隔も自由自在。
- 分度器を使って角度線が引ける。
- もちろん円も今まで通り書ける。
- 等間隔(5mmピッチ)ドットが書ける。
- 5mmから10mmまでの丸が書ける
僕は迷わず15cmのタイプを購入したので気がつきませんでしたが、30cmタイプを買うとフローチャートが描けるようになっているんですね。最近、仕事の流れ図を書いて漏れのないようにチェックしていくので、そっちを買えば良かったかな?
普段でも『おもしろスケール』を使っているだけで話題性に富んだデスクになるんですけど、この『多機能スケール』を参入させたら、さらに面白い世界になるはずです。プラスチック製のローラーから金属になったことで重量感も出ました。
やっぱり多少重たい方が使いやすいような気がします。普通のスケールに飽きちゃった人はこのドラパス製品はとても良いですよ。立体感があって扱いやすいです。是非とも一度お試しくださいね。
最近、なんでもパソコンの中で済ませてしまうので、こういうスケールを見るとドキドキします。僕でも手書きで平行線が綺麗に書けちゃうんだろうか?と不安になりますが、やってみると面白いです。置いておくだけで話題になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。