8月7日に、一宮市市政100周年チャレンジ事業「138 ART BOOK PROJECT」に協力させていただきました。そこで僕が登壇しました『親子のためのメモの取り方講座』の内容を解説していきます。今回が最終回になります。
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最終回は、ちょっと前置きしておきますね。まずは「テストの点数について」です。
テストの点数はどうやって伸ばせばいいの?
「人格とテストの点数は比例しません!」僕はこの講座の途中で言い切りました。相関関係がないとはいえないですが、そんなことにこだわっているよりは、効率的な勉強をしてさっさとテストというハードルをクリアした方が良いに決まっています。
テスト勉強は無機質なのです。そしてテスト自体も無機質なのです。ここを理解せずに闇雲に勉強を始めてはいけません。英和辞典の最初のページから順番に単語を覚えていったら、時間はいくらあっても足りないのです。
テストのための勉強をしたり、受験勉強をやったりしたことが、大きな人格形成に結びついたという話は聞いたことがありません。でも、どうやって難関大学に入学したかという武勇伝は山のように書籍化されていますよね。
そうなんです。勉強をする時間よりも方法の方が大事なんです。(ちょっと言い過ぎですが)
テストの点数を伸ばす方法は、出題者の意図を察して問題よ予想し、今まで出来なかったテストに出る問題が出来るようになること。これに尽きます。僕も、下にリンクを貼っておきました本を読んでいて目から鱗でした。これはメモを取る方法に大きく関わってます。
こういう素晴らしい本に出会っても、読むだけでは無駄です。ここから、どんなエッセンスを引き出して、メモして、自分の行動を変えていくのか計画を練って実行することが大事なのです。僕の目指す「メモ取り講座」の究極の目的です。
この斎尾裕史先生の本、オススメです↓↓↓ この本で、勉強の仕方を学びましょう。
こんなことに注意しよう「メモ」の取り方
- 素敵なタイトルをつけよう。(イラスト入り)
- 日付は絶対に忘れずに。
- 実際に見て気になったところを書く。
- 同じく説明してもらって気になったことを書く。
- 帰って調べることを書いておく。
- そしてこれからやりたいこと。アクションプランの構築。
今回の『親子のためのメモの取り方講座』では、この6点にまとめておきました。
この1番から6番には、とても深いエッセンスが込められています。講座に参加してくださいった方々にはかなりの部分を話しましたが、いかがでしたでしょうか?中でも、6番を大事にしてくださいね。これが出来る人がこれからの世界でも勝ちます。
注目を集める記事を書くために必要なスキルは1番ですけどね。
「アクションプラン」聞きなれない言葉ですね。これを解説します。
例えば、プロ野球選手になりたいと思ったとします。そこを目標にするなら、どうしますか?グローブとバットを買いにいく?全然違います。このアクションプランを作るんです。その計画の立案に当たり一番の近道は、成功した人に教えてもらいに行くことです。
つまり、プロ野球選手レベルにある人に教えてもらいに行くんです。このハードルが非常に高く感じるので普通の人はやりません。でも、どうしても最短距離で夢を叶えたいという野望が燃えているなら教えを乞いにいくはずです。ここは熱意の差ですね。
そしてそのサクセスストーリーに乗って、スケジューリングしていくんです。面白いでしょ?これをすることによって、生活を変えないといけないかも知れないです。進学も勉強時間も変わってくるかも、さらには食生活すら変わってくると思います。
これを全部プランニングするのです。とにかくやってみると世界が変わってきますよ。ぜひ、チャレンジしてみてください。とりあえず道具を買って使ってみてから考えるでは、夢など全く叶いません。周囲を妬む負け犬にならないように!
復習:メモの取り方5つのポイント
もう一度書いていきますが、「メモ」の取り方ポイントは、この5つです。
- 「忘れるため」「忘れないため」を目的として使い分ける。
- 検索性を工夫しよう(時系列とイラストが有効)
- 余白を意識的に作り出して、後で書き込みしてみよう。
- 何度も読み返しできるように、何でも1冊にまとめよう。
- メモを書いたら、それを使って相談できるレベルが目標。
この5つのポイントを押さえて「メモ」を取っていきましょう。事前準備必須です。
目を輝かせて、次の世界を創造しよう!
同じ素材を使って、同じ調理方法で、料理をすれば同じ味になるはずです。でもビジネスの世界では、同じ話を聞いても、同じように指示を受けてもアウトプットにムラがあって、均一には出来ないという弱みだけ残ります。
メモを取るということは、このムラを事前に取り払うという効果があります。
ここの部分をよく考えてメモして、整理していけば怖いものなしです。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。