8月7日に、一宮市市政100周年チャレンジ事業「138 ART BOOK PROJECT」に協力させていただきました。そこで僕が登壇しました『親子のためのメモの取り方講座』の内容を解説していきます。昨日に引き続き、お付き合いください。
メモって、どう自分を変えてくれるんだろう?
「具体的に何をするか、それを書かなくては人生は変わらない。」この言葉は、『メモの魔力』でお馴染みの前田裕二さんの本からの引用です。まったくその通りだと思います。僕自身、頭の中で考えたことを紙に書いたものだけが叶いました。
考えただけでは忘れてしまうのです。人間の思考は僕たちが想像する以上に恐ろしいほどの勢いで回転しているので、いちいち覚えていられないほどの量のことを次々に考えているのです。あっという間にその思考は消えてなくなってしまいます。
そういう思考をキャッチして忘れないようにするためにもメモは必要です。そしてそのキャッチしたことを推敲して自分のものにして、スケジュールに落とし込み、周囲を巻き込みながら夢を叶えていくのが、目標達成のための一番の近道です。
これがメモが自分を変えてくれるということのすべてです。
いかがでしょうか?みなさんのイメージと合っていますか?
「メモ」の取り方にチャレンジしよう!
それでは、『親子のためのメモの取り方講座』の中で解説したことに戻りますね。
この講座に来てくださる方は「親子」であるという前提で、こんな仕掛けをしてみました。ノートは「リブラボ」さんがプレゼントしてくださるということでしたので、大人の方々のために測量野帳を、そして2本づつ蛍光マーカーを配りました。
「この緑色の蛍光マーカーで仕切りを作ってメモしてください。」こんな課題をお願いしてみました。もちろん、正解はありません。でも、みなさん思い思いの線を引っ張って、その枠にあわせてメモを取ってらっしゃいました。
本当に素晴らしいです。「どうして緑色なんですか?」という、こちらの意図するような質問もいただけました。「4分割ではダメですか?」「仕切り入れるの嫌なんですけど」とか、質問してくるような方がいたら、もっと面白かったかもです(笑)。
僕は冷静に壇上から見ていて、親子って似ているなぁと思いました。ということは、親が変われば子供も変わるということですよね。子供に変われ変われと言う前に、自分が変わってみてはいかがでしょうか?お父さん、お母さん、チャレンジしてみてください。
最初のうちはこんなイメージで分割してメモすると、書き取りやすいです。
メモの取り方5つのポイント
もう一度書いていきますが、「メモ」の取り方ポイントは、この5つです。
- 「忘れるため」「忘れないため」を目的として使い分ける。
- 検索性を工夫しよう(時系列とイラストが有効)
- 余白を意識的に作り出して、後で書き込みしてみよう。
- 何度も読み返しできるように、何でも1冊にまとめよう。
- メモを書いたら、それを使って相談できるレベルが目標。
この5つのポイントを押さえて「メモ」を取っていきましょう。事前準備必須です。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。
では、また明日に続きます。