僕の手帳に対する考え方
「手帳(てちょう)」は、文字通りいつも手元に置いておいて、忘れないように記録しておく小型ノートを手帳と呼ぶのには違いないのですが、近年どんどん格が上がってきて、ノートから完全分離して上位概念になりつつあります。それで良いと思います。
- ノート・・・書き留めるものの総称。記録や手記、覚書。
- 手帳・・・手元に置いて、すぐに書ける小型ノート。
- スケジュール帳・・・時間や行動管理に特化したノート。
こんな感じでまとめることが出来ます。この3つの呼び方のものはお互いに補完しあって存在しているので、別にしっかりと区切る必要もないし、自由に自分の目的に合った使い方をすれば、それで十分なのではないかと自称文房具のプロの僕は考えます。
手帳を書くことで起こる変化を楽しもう
では、実際に「手帳」を書くことで何が起こるのでしょうか?これは『ロイヒトトゥルム1917で楽しむ バレットジャーナル 今すぐ役に立つ実践アイデア189』の中でわかりやすくまとめられていたので、ここは引用したいです。(p、032)
- タスクを効率的に進められるようになり、時間的・思考的余裕が生まれる。
- やり忘れがなくなって、やるべきことの進捗管理が出来るようになった。
- 書くことがくせになって、記載から生きていることが実感出来るようになった。
- 反省を生かして情報をまとめ、対策を練られるようになった。
全くその通りです。僕の場合書き出して、こうしようと決めないと無限ループのようにグルグルと同じことを考えてしまうタイプなので余計に手帳に書く効果があります。さらには、現状維持バイアスの強いタイプですのでチャレンジ出来ないんですよね。
そういう意味で手帳は僕の心と行動を鞭打つ道具として使っています。

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手帳って何を書けばいいの?
僕の結論を先にいうと、見開き1ページで好きなことを好きなだけ書けば良いと思います。今まで書いたものを読み返してみると、試行錯誤しながら、見開き一杯使って、何度も推敲したものが、一番良い成果物を生み出していることがよくわかるのです。
備忘のために書くことでも、そこから何か生み出すヒントが隠されている場合が多いです。人間は、基本言葉で考えるます、言葉で悩みます、言葉で解決します。そうであるならば、たくさんの選択肢があればあるほど、解決の糸口は多いはずですね。
- 自分の問題や課題を書いておいて、その解決を模索する。
- やるべきこと、やりたいことを書いて達成方策を考える。
- 学んだエッセンスを書き留め、繰り返し読んで自分のものにする。
こんなことを意識して手帳を書いていけば間違いないと思いますよ。一体、手帳に何を書けばいいのかよくわからない人は、この理屈でたくさん書いてみればだんだんわかってくると思います。まずは、この3点を念頭においてみてくださいね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。
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