文房具の世界で輝き続ける「消しゴム」
数ある文房具の中でも「消しゴム」は忘れてはならない存在です。鉛筆やシャープペンシルで紙に書いた字、つまり紙の上に付いた黒鉛成分を絡め取るという大切な役割を担っている、昔からその存在感でオーラを放つ大御所(おおごしょ)なのであります。
僕もこの文房具は大好きなので機会があると購入してしまいます。最近、なにかにつけて周年記念の「消しゴム」が発売されるので、とっくの昔に生涯消費量を上回るストックを持っているのですが、それが数倍にも膨れ上がっている状態です。対策要ですね。
今日はそんな僕の大好きな「消しゴム」に面白い限定品が発売されるというニュースが飛び込んできたので、その紹介をしますね。そして、それを開発したのが入社4年目の新入社員だったというエピソードもあわせて紹介させていただきます。お楽しみに。
プレスリリースより引用紹介
プラス株式会社(東京都港区 代表取締役社長 今泉公二)は、"いつもカドで消す感触"が好評のロングセラー消しゴム「エアイン」シリーズから、"消す"を楽しみながら富士山を作ることができる<数量限定>「エアイン 富士山消しゴム」を、富士山の開山日(須走・御殿場・富士宮ルート)に合わせて2019年7月10日に発売します。
「富士山消しゴム」は、色の違う2層構造の樹脂で作られており、左右・前後方向にバランスよく消していくと本体が山形になり、富士山が姿を現します。消すたびに違う表情になるので、"消す"行為そのものが楽しくなる新しい発想の消しゴムです。
消しゴムの樹脂は、「エアイン」シリーズ同様、多孔質セラミックスパウダーを練りこんだエアイン樹脂を使用することで、抜群の消字性能とエアーが生み出す軽い消し心地を実現しました。
カラーは青富士、赤富士の2色展開。ケースは和を基調としたデザインとなっており、各色5パターン、合計10パターンからお選びいただけます。メーカー希望小売価格(税抜)は200円です。
「エアイン 富士山消しゴム」製品特長
■2層構造の樹脂で「消す楽しみ」を新提案
消しゴムが削れることで本体が山形になり、雪化粧した富士山の山頂が現れます。左右対称になるように工夫しながら消すことで、姿を変える様子を楽しみながら、自分だけの富士山を作ることができます。
■和を基調としたケースデザイン
ケースデザインは和を基調とし、箔押しを使用。市松・七宝つなぎなど 5種類の柄を背景に富士山を配置しました。消しゴムをよく使う小中学生が楽しめることはもちろん、日本のお土産として外国人の方にもおすすめです。
■"いつもカドで消す感触"を実現
多孔質セラミックスパウダーとエアー入りカプセルが無数のカドを生み出し、 "いつもカドで消すような軽い消し心地"を実現します。
開発者の本木さんのお話です
プラス株式会社ステーショナリーカンパニー 商品開発センター 本木 礼夫冴(もとき れおが)
本製品のアイデアを思いついたのは、学生時代でした。消しゴムは、間違った文字や修正する道具のため、できる限り消す行為は避けたいものです。そこで、「どんどん消したくなる消しゴムは作れないか?」と考えました。実際に消しゴムを眺め、手を動かし考える中で、「左右対称にバランスよくきれいに消していけたら山が作れる!」⇒「山と言ったら富士山!」という発想で生まれたのが、この「富士山消しゴム」です。弊社の採用面接でも企画を提案し、晴れて入社4年目にして、製品化の夢がかないました。
これからも、ユーザーに「うれしい驚き」を提供できるような製品を開発していきたいと思います。
しかし、この発想いいですね。消しゴムと富士山を組み合わせたんです。ありそうでなかった消しゴムですね。この消しゴムを使うときには、白い雪山の冠部分には絶対に黒い黒鉛がついていないように使いたいものですね。楽しみな限定品です。
もしかしたら、この限定品は僕らの手元には届かないかもね・・・競争率激しそう。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。