文房具ブロガー&ライターの猪口フミヒロです。
今日の文房具ブログは、僕の文房具ブログにアクセスの多い「色鉛筆が消せる消しゴム」についてリライトして書いてみますね。ぜひとも、参考にしてください。
- 色鉛筆が消せる消しゴムってあるの?
- 色鉛筆が消せる消しゴム、ありますよ!
- どうしてうまく消えないのか?
- ちょっと実験してみましょう!
- 色鉛筆をどうしても消したいという人は、こちら
- あわせて読んで欲しい「僕の文房具ブログ記事』
色鉛筆が消せる消しゴムってあるの?
以前、文房具朝食会@名古屋に参加いただいたメンバーの方から、こんな質問がありました。とっても素朴で良い質問ですので、ブログにあげておこうと思いつきました。質問はこんな内容です。みなさんも感じたことありますよね?
「猪口さん、こんばんは!ひとつ文房具に関して質問があります。
色鉛筆がきれいに消せる消しゴムってあるんですか?」
鉛筆は綺麗に消しゴムで消えるのに、色鉛筆で書いたものは何度消しゴムで擦ってもうまく消えない。同じ「鉛筆」であるはずなのに、どうしてなんだろう?僕も同じような疑問を過去に持っていました。同じ鉛筆ならきれいに消えるものがあってもいいはず。
色鉛筆がきれいに消えるのなら、はみ出してしまった部分の修正も楽だし、何よりもざっくりと描きあげてから、トリミングしたり、部分消ししたりする細工も容易に出来るようになると思うのです。ということで、この質問にしっかりと答えますね。
色鉛筆が消せる消しゴム、ありますよ!
はい、では疑問に答えましょう!まずは、消せる「消しゴム」はあるのか?
一応、あります。色鉛筆用の消しゴムとして売り出しているものを3点ほどあげておきますので、参考にしてください。
僕も色々試してみましたが、紙と色鉛筆、さらにはその消しゴム自体との相性もあるのだと思います。すっきりと爽快に消えるのかといえばそうでもなかったです。モヤモヤって感じでしたね。
どうしてうまく消えないのか?
一般的な鉛筆の芯は、黒鉛と粘土をこねて焼結します。→筆記状態では、紙の表面に黒鉛の粒子が乗っているだけ→だから、消しゴムで粒子を吸着しやすい。そういうわけで通常の鉛筆は、すっきりと爽快に消しゴムで消すことが出来るのです。
ところが、一般的な色鉛筆の芯は、蜜蝋や油性ワックスと顔料を混ぜて固めただけです。(焼結すると色素が変色してしまうので)つまり、紙に思い切り染み込んでいってしまうような成分なのです。これではうまく消えるはずないですよね。
色鉛筆用につくられた消しゴムは、この成分までもを絡め取って消してしまうように作られていると想像されますが、紙に染み込んだ油分までをも取るのは至難の技ですよね。ここの部分がちょっとストレスになっているのだと思います。
ちょっと実験してみましょう!
読者の皆さんには申し訳ないですが、この消しゴムで試してみますね。
最初は軽く擦るだけと注意書きにありましたので、そっと対応します。意外にたくさんの消しゴムのカスが出て驚きました。ここに秘密があるのかも知れません。
色鉛筆をどうしても消したいという人は、こちら
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これなら全く問題なくなりますよ。フリクションの力で、いかがでしょうか?
この投稿をしたあとに、ペンズアレイタケウチさんのGMから「サクラクレパスの色鉛筆クーピーには専用の消しゴムがついていますよ。」という、ご支援コメントがありました。いつもありがとうございます。そうですよね。よく消えますもんね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。