今日は平成ももうすぐに終わってしまうということで、引き続き『平成を代表する文房具シリーズ』を続けていきたいと思います。こんな地味な企画は日本中探してもやっていないかもしれません。文房具仲間のみなさん、ぜひ僕と一緒に盛り上げてください。
今回紹介するのは昨日の記事に続きまして、僕が使って感動した文房具です。それはニトムズ株式会社から出ている消しゴム『STALOGY(スタロジー)』僕の力加減にぴったりとフットする相棒的アイテムです。これがデスクにないと不安になるんですよね。
それでは紹介していきますね。そうそう、今日と明日の平成の間は思い出に残っている平成の文房具を紹介してくださいね。ハッシュタグは「#平成代表文房具」でいきましょう。それではスタートです。
- ニトムズの消しゴム『STALOGY(スタロジー)』を紹介します
- 消しゴムの歴史を勉強してみましょう。(シードHPより)
- それではオススメ消しゴムベスト10です
- 合わせて読んでいただきたい僕の文房具ブログ
ニトムズの消しゴム『STALOGY(スタロジー)』を紹介します
最近のお気に入り消しゴムは、ニトムズの「スタロジー」です!この消しゴムは、本当によく消えます。消しゴムは消す圧力とか紙質などにも大きく影響されるのですが、究極は「相性」です(笑)今日から、ここのところを色々解明していきたいです。
「STALOGY」は、ニトムズとグッドデザインカンパニーが手掛ける機能性・デザイン性にこだわった「ありそうでなかった」をコンセプトに誕生した良質の新ステイショナリーブランドです。環境にやさしい非塩ビ系の消しゴムです。消しかすが散らばりにくく使いやすい硬さ。心地よい消し感の消しゴムです。92~94%の高い消字率を実現しました。
この消しゴムの良さは適度な硬さにあります。僕が消しゴムに求める弾力が、この「スタロジー」という消しゴムと一致するんですよね。以前は違うメーカーの消しゴムばかり使っていましたが、人間は年齢を重ねると変わっていくものですからね。
僕は100個以上消しゴムのストックがありますので、その時の自分に一番あったものを探して使うことが出来ます。でも、文房具でそんな贅沢をする必要は全くないので(笑)店頭で試させてもらって買うと良いと思います。
安い投資なので、どんどん変えていけば良いですよね。そのときの自分に一番合っているものを使いましょう。モチベーションも効率もあがりますし、そのストーリーを人に話すことも出来ますよ。
消しゴムについて、このブログを通じて色々書いていきたいので、今日のところは消しゴムの歴史を勉強しましょう。身近な文房具の歴史を知っていると、共通の話題として使いやすいですよね。もちろん、子供に対してのネタにもなりますからね。
ニトムズではなくて、シードという消しゴムのトップメーカーが、歴史について自社のホームページで上手に説明しているので、その文章を引用させていただきますね。
消しゴムの歴史を勉強してみましょう。(シードHPより)
消しゴムがたん生するまで、パンを使って消していたといわれています。そして1770年、イギリスの化学者プリーストリーが天然ゴムで鉛筆の字が消せることを発見しました。
その2年後の1772年、イギリスで世界で最初の「消しゴム」が発売されました。以後、消しゴムは、評判を呼びイギリスからフランス、さらにヨーロッパ、そして世界へと広がっていきます。
その後、ゴム工業は飛躍(ひやく)的な発展をとげ、同時に消しゴムも年々高品質なものが作られ、文房具として確かな地位を確立していきました。
日本においては、明治政府によって義務教育(ぎむきょういく)がはじまり、文房具が必要になりました。消しゴムの需要(じゅよう)も日々増加してきました。それにより、消しゴムを含めた文房具の輸入(ゆにゅう)が盛んになります。毛筆文化中心だった当時の日本には、国産品の消しゴムはなく、すべて外国製品に頼っていました。
大正時代に日本でもいくつかの消しゴムメーカーがたん生しました。
中でも大正4年にたん生したシードの原点「(株)三木康作ゴム製造所」は、消しゴムの専門メーカーとして、すぐれた消しゴムを世に送り出してきました。
シードゴム工業(株)となって、昭和29年には軟質塩化ビニル樹脂(じゅし)により消す効果を高めることに成功し、その製法特許を取得。昭和30年代には、世界に先駆け「プラスチック字消し」を発売しました。さらに昭和43年には、現行商品の原形である「Radar」の開発に成功しました。
この「Radar」は、昭和45年に「暮らしの手帖」でその優秀性が認められ、以後、従来の消しゴムに代わる新しい主流「プラスチック字消し」の時代をきずき、年々改良を重ね今日に至っています。
そして2002年より、社名を新たに「株式会社シード」とし新スタート。(シード社のホームページより)
消しゴムの歴史、いかがでしたでしょうか?こういう話を知っていると、文房具に愛着が湧きますよね。次回は、もう少し違う部分を深掘りしてみたいものです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。(参考図書をリンクさせておきますね)
それではオススメ消しゴムベスト10です
- ニトムズの『STALOGY(スタロジー)』
- トンボ鉛筆『MONO (モノ)PE04A』
- プラス『AIR-IN(エアーイン)』
- シード『レーダー S−100』
- コクヨ『リサーレ プレミアムタイプ』
- ヒノデワシ『まとまるくん』
- パイロット『フォームイレーザー』
- サクラクレパス『アーチ 100』
- ぺんてる『Ain(アイン)クリック』
- コクヨ『カドケシ』
何回もこの消しゴムランキングベスト10をやっているような気がするけど、やるたびに順位が変わります。だけど、1位になるのはいつも同じメーカーの消しゴムです。それだけ僕に合っているということなんでしょうね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝です。