セーラー万年筆 甲州印傳 子桜 中細字
僕は万年筆が大好きです。デザインもカッコいいし、インクで書く字も素敵だし、何よりもインクフローが思考を妨げない。力を入れなくてストレスフリーで書ける筆記具は万年筆しかないのです!これを使わないのは損失だと考えています。
通常はキャップレス万年筆を愛用しているのですが。一年以上使い続けているのにトラブルが全くない。素晴らしい筆記具なんです。もっと早く出会えなかったのか不思議でしかたないです。社会人へのプレゼントはキャップレス万年筆にして下さい。
そんな万年筆好きの僕が、最近気になっているのが「セーラー万年筆;甲州印傳万年筆」なのであります。この万年筆、一度握ってみると凄さがわかります。樹脂でもない、金属でもない、革本来の良さが凝縮されております。
※写真は「セーラー万年筆」さんの許可を得て、撮影&公開しております♪
そもそも印傳(いんでん)とは何でしょう?
印伝(いんでん、印傳)とは、印伝革の略であり、羊や鹿の皮をなめしたものをいう。 細かいしぼが多くあり、肌合いがよい。なめした革に染色を施し漆で模様を描いたもので、袋物などに用いられる。名称はインド(印度)伝来に因むとされ、印伝の足袋が正倉院宝庫内に見られ、東大寺に文箱が奈良時代の作品として残る。(Wikipediaより引用)
印伝または印傳という名称は、貿易を行った際に用いられたポルトガル語 (india) 又はオランダ語 (indiën) の発音にインド産の鞣革を用いた事から印伝と言う文字を当てたとされる。 専ら鹿革の加工製品を指す事が多い。印伝は昔において馬具、胴巻き、武具や甲冑の一部、巾着、銭入れ、胡禄、革羽織、煙草入れ等を作成するのに用いられ、今日において札入れ、下駄の鼻緒、印鑑容れ、巾着、がま口、ハンドバッグ、ベルトなどが作られている。
印傳万年筆のプロフィール
高級感ある鹿革に漆で文様を入れた日本の誇る伝統技法「甲州印傳」仕上げの万年筆。セーラーの営業マンに確認すると利益は全く見込めてないとのこと、そりゃそうだよね。一本¥30000で作れる量が決まってますから、受注生産状態でしょうね。
ペン先 :14金、24金メッキ仕上げ 中細、中型
蓋・胴 :真鍮/甲州印傳巻き
大先 :PMMA樹脂/ブラック
金属部分:24金メッキ仕上げ、IPゴールド仕上げ
本体サイズ:φ17×133mm
本体重量:38.8g
パッケージ:専用桐箱(75×180×33mm)天面に印刷あり
持つ手にしっとりと馴染んでくる万年筆は、この印傳万年筆の右に出る物はありません。ぜひ、お店で試書きして味わってみてください。僕の言っていることが本当だという事がわかるはずです。長時間の書き物には最高だと思いますよ~
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。感謝します。