この『本と文房具とスグレモノ』というブログを書き始めて14年ほど経ちます。最近、コメントを見ていなかったのですが、久しぶりに開いたら、こんなコメントが入っていました。読者さんからとてもありがたい内容なので紹介させていただきます。
はてなブログはすぐに対処してくれるので改善が進んでいるのでしょうが、以前海外からの訳のわからない宣伝(?)が続いたので見なくなってしまったんです。最近、そんな気配もなさそうですので、今後はしっかり確認していきたいと思ってます。
あまりネガティブなコメントをいただきますと、書く意欲が削られてしまうのです。気合がないと毎日書くのが難しいのです。かなりシステム化してあるので問題はないのですが、書く内容の濃さに影響しちゃうんですよね。ここ、ご理解ください。
本題はここからスタート
僕が、2023年5月2日に書いた記事に対してのコメントです。ブログ記事は、以下の件ですので、参考にリンク貼り付けしておきますね。
ここからは、読者さんのコメントです。
上遠野
ロフトの実店舗にて発見したので買いました。新商品ということもあり肯定的な紹介記事に多く触れておりましたので大変期待していました。
数回使用してインクがカスれ始めたので、分解しました。製品のキャップクリップ部分を強く引っ張ればばらせます、普通に扱えば壊れることなく元に戻せます。
中身を見るととてもチープな作りで驚きましたが、一番の驚きは普通のボールペンの芯を強引な形で(設計的な意図は感じられない状態で)曲げられていたことです。これがカスレの原因とはいえませんが、製品の設計精神としてとても受け入れられるものではありませんでした。15度の筆記角度はただ歪ませることで作り出していると言えましょうか。
斬新な見た目ですがなかなかに残念な商品でした。ネガティブな感想でしたが、もし気分を害されたら申し訳ありません。
こういう意見、アリだと思います。ありがとうございます。
この意見に対する僕の見解を述べさせていただきます。
確かに分解してみると少し安っぽい作りになっているなぁと思いました。海外の文房具によくみられる作りですよね。これじゃ駄目でしょ、というレベルに感じられたんだと思います。価格は税込¥330。どうにかなる問題なんでしょうかね。
僕はこの文房具に対して肯定的なブログ記事を書きました。紹介してくれた友達と一緒に買いに行って「面白いね!」と感じたからです。これがもし駄目な文房具だったら、数ヶ月で日本の文房具屋さんから姿を消すと思います。つまり、淘汰されるんです。
でも、この文房具を使ってみて、便利だとか、楽しいと感じてくれる方がいらっしゃったら、それで良いのかなと思います。そんな情報の拡散が僕に課せられたミッションだと思っているからです。皆さんで良し悪しを決めてくださいね。
僕も「これは駄目だ!」と、思った文房具は掲載しません。
でも、そんな僕のフィルターを通して皆さんに知ってもらいたいとか、自分のブログに掲載しておきたいと感じた文房具はじゃんじゃん載せたいと思います。そして、歴史がジャッジして淘汰されていく文房具たちも真摯に見送っていきたいです。
長文になりましたが、僕は「掛け算」を使って進化してきました。仕事のスピードも、本を読むスピードも、そして友達になるスピードも、足し算ではなく「掛け算」だったから今の自分があると思ってます。かなり自己流ですか、運すらも左右できます。
他の人が聞いたら、馬鹿じゃないのかと思われるようなことも地味にやっています。マイナスとマイナスを掛け合わせるとプラスになるように、掛け合わせて初めて見える世界もあるのです。そこを、また珈琲でも飲みながらセッションしましょうよ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。