文具マーケットで知り合った波子さん。今日は彼女の本の宣伝です。
『弱い力でも使いやすい 頼もしい文具たち』
僕もこの気持ちよくわかります。結構繊細な僕は、ホッチキスの針を外すときに会社の上司がすぐに紙を破いてしまうので、すごく嫌だったんです。そんなときに、素敵なリムーバーに出会って、上司もそれを使ってくれるようになり助かったことがあります。
道具って、そもそもそういうものですよね。
栓抜きが我が家ではそんな素敵な道具でした。子供の頃、親父がビールを飲むときに栓を抜かせてもらうことが楽しみでした。そして、その開栓するときにいかに栓を痛めずに作業するかということで明日の運勢を占っていました。
普通の力ではびくともしないビール瓶の栓をいとも簡単に開けることが出来る栓抜きに、毎晩感動していました。てこの原理もまだよくわからない歳でしたからね。
そんな思いと一緒に波子さんの本を紹介します。
車椅子ライター厳選!軽い力で使える文具
軽い力でラクに使える文具を50個以上紹介!
この本では、車椅子ライターの波子さんが「使いやすい!」と感動した文具を紹介します。波子さんは筋力が低下する病気にかかり、約10年前から車椅子を使用しています。握る力や体幹が弱い波子さんが選んだ文具には、「安定して持てる」「強い力がいらない」「片手で使える」という特長があります。
・かわいいだけじゃない!衝撃の握りやすさ「チョコレートカッター」
・手のひらを開かなくても切れる携帯はさみ「フィットカーブ ツイッギー」
・平たい形が意外に持ちやすい蛍光ペン「テイパー ツインハイライター」
など、全部で50個以上の「頼もしい文具」を紹介しています。
また、文具好きなら誰もが知っている文具王こと高畑正幸氏と、TBSラジオ『アフター6ジャンクション』などの構成作家で文具ライターとしても活躍する古川耕氏との鼎談も収録。文具愛あふれる3人のトークは必読です!
本が開きやすい仕様で、ページを押さえなくても読みやすい作りになっています。
*本書はWEBマガジン「文具のとびら」の人気連載「車椅子ライターから見た 弱い力でも使いやすい文具たち」を書籍化したものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。読者の方々に感謝です。