7月30日(土)と31日(日)に開催されましたガラスペン出張メンテナンスinペンズアレイタケウチに行ってまいりました。僕は十年ほど前に購入したエルバンのガラスペンを愛用しているんですが、一部にざらつきを感じていたのでメンテしてもらいました。
実際には、ざらついているなぁと思う時と、思わない時があるんですが、そこの理由も教えてもらえたらいいなぁと思っていました。最初に言っておくと、大変満足しました。哲磋工房さんの丁寧な説明でこれからも安心して使うことが出来ます。
受付をして、どんな頻度でどう使っているのかヒアリングされて、一緒にルーペを使ってペン先確認し、図解してこの部分をこうして書きやすくしますよと説明があり、15分ほどかけて目の前でメンテしてくれます。本当に大満足の研磨調整でした。
怖いくらい集中してペン先に向き合う哲磋工房さん。
Tシャツには「字が下手」とプリントしてありました。なんじゃ、そりゃ?
とても丁寧なペン先の状態とこれからの仕上げ工程の説明です。
とてもわかりやすい。こうして説明してもらえると安心ですね。
精密機械のように動く手。お話ししながらでも的確に仕上げていかれます。
さすが職人芸です。
僕のエルバンは先端がかなり尖っていたのと、溝の一部が毛羽立っているような状態でした。そこをしっかり直してもらったので書き始めの引っ掛かりがなくなりスムーズになりました。このメンテのおかげで、もう十年くらい使えるな。
最近の万年筆クリニックは人が多すぎてこうやって話す時間もないですからね。とても新鮮で、ありがたいガラスペン出張メンテナンスでした。次は違うガラスペンを見ていただこうと思います。よろしくお願いしますね。
ガラスペンを一本持つなら、哲磋工房さんのを候補に入れてください。間違いはないです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。