『本と文房具とスグレモノ』

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毛筆でダイナミックな字が書きたかったので、豊橋筆の職人さんに会いに行ってきました

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たまたま友人の作家さんグループが名古屋でイベントを開催されていらして、ちょうど良い機会だったのでそのメンバーの豊橋筆の職人さんを紹介していただきました。僕も長く文房具ブログを書いています。でも、筆のことはあまり知らなかったので良い勉強になりました。

「良い筆ない?」「筆を紹介してよ!」と何度となく読者の方にコメントをいただいたのですが、まともな回答が出来ずに申し訳ないなぁと思っていたので、今回の出会いが僕の文房具ブログ活動においても役に立つ事は間違いないと思います。

紹介していただいた職人さんは、「筆工房 由季:中西由季(なかにし ゆき)さん。

使い手に寄り添い丁寧な筆づくりを心がけていらっしゃる新進気鋭の作家さんです。ユーザーさんの生の声を大事にして、自らも書をしたり、販売や宣告にワークショップにも精力的に遠征される将来が楽しみな作家さんです。もちろん、一本購入しました。

僕の目標は、結婚式などに呼ばれた時に、ダイナミックで上手な字を書いて周囲をびっくりさせることです。豊橋筆は、水を用いて練り混ぜするという工程があって墨になじみやすく、書き味がすべるようなんだそうです。良い味の字が書けるといいなぁと思います。

試し書きさせていただきましたが、色々な意味で滑り出しは上々でした。
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豊橋筆の紹介

豊橋筆は、書道の筆を中心に線幅1804年から豊橋で作っています。高級筆の7割が豊橋筆です。分業せずに1人の職人が穂首の全行程をします。ゆえに、細やかな希望にそうことができます。そのため、書き味がすべるようだと多くの書家の絶賛を集めています。材料は主に山羊、馬、イタチ、タヌキを使います。

動物の毛を使ってうまくいくのかなぁと思いましたが、筆ペンの弾力ある穂先と違い、確かに舐めるように、滑らかに、書き続けられるように感じました。筆ペンには出せないダイナミックさがあるように感じました。岡崎市の武田双雲になれるように頑張ります。

この豊橋筆、生産量は広島県熊野町(熊野筆)についで全国第2位とのことです。ただし、高級品の7割をここで生産しているという事で、筆の分野でのトップを走り続けていることは間違いないのです。頼もしい存在が同じ県内にいるのです。良かったです。

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まだまだ筆にできる事ってあると思います。とても感情的でダイナミックな字が書けるのは、毛筆の右に出るものはないですからね。ですから、「書きたい!」と思った方は、ぜひともこの豊橋筆を購入して試してみてもらいたいと思うのです。

豊橋筆 川合毛筆 - 中西 由季 | 凛九


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豊橋筆の職人:中西由季さんです。

(画像は本人の了解を得て、掲載させていただいております)

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細筆で初心者の僕はこれを購入しました。良い感じで字が書けますよ。細時から中字まで網羅するタイプです。
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最後まで読んでくださってありがとうございます。読者の方々に感謝です。

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