今日は、中国由来の良質な朱肉「印泥(いんでい)」を買ってきて、遊んでいます。これを会社に持って行って、押印に使おうと思います。せっかくサイン文化が定着しようとしているのに、逆行して申し訳ないです。
なんか、面白い文房具みつけました
大手文房具屋さんの安売りコーナーに、なにやら高価そうな箱が2つ置いてありました。なんだか、とっても素敵なオーラを出しているので、僕は吸い寄せられるようにその箱を手に取ってみました。「印泥(いんでい)?」いい出会いだったと思います。
まあ、きっと高級な朱肉なんだろうなぁと思って購入しました。定価は3000円でしたが、叩き売りをしていたので400円でした。でも、とても楽しめそうな雰囲気を持った文房具だったので、楽しみにして家に持ち帰りました。
同行して仲間が「あ!これ、朱肉の匂いがしますよ!」と興奮していたのですが、持ち帰って家族にも確認してもらったのですが、匂いは全くしないとのこと。一体、彼の興奮は何の匂いを嗅いで引き起こされたのか、その謎は永遠に解けないと思います。
そんなわけで、今日はその「印泥(いんでい)」という文房具について語ります。
印泥(いんでい)とは何だ?
株式会社呉竹さんの記載によりますと、印泥(いんでい)とは印を押すときに使われる中国製の良質な朱肉を指します。これは朱砂(しゅさ)、艾(もぐさ)などの植物の繊維質、そしてそこに植物油を混ぜて作られています。
昔の中国では有毒な辰砂(硫化第二水銀)を主原料にして作られていたそうです。間違って口に入ったりしたら死んでしまいそうですね。
確かに開封したら朱肉の匂いがしました。でも、不思議なものが混ざっていう匂いがします。
印泥の使い方は、こちら
①、印泥(いんでい)は、付属品のヘラでよくこねて団子状にするんだそうです。
②、そこに印を、ポンポンと軽く叩くように付着させます。
③、あとは位置を決めて押すだけです。
固まってしまったり、油分が出てベタベタになったり、管理が難しいみたいです。月に1回くらいはかき混ぜて品質を安定させると良いみたいです。ん?ぬか床?
やはり、中国4000年の歴史は深いですね。陶器のパッケージもいいですね。長く使えそうです。
もしかして、めちゃ楽しいかも
この文房具(文房具と言っていいんでしょうか?)とても楽しいと思います。もちろん落款をを押すという作業が作業でなく芸術になったりします。僕の周囲には消しゴムハンコ好きも多いですから、この文房具を試してもらおうかな?
みてください、この潔い赤を。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝します。