学生時代にテストは僕にとっての最大のストレスでした。基本的には記憶力が弱かったので、何度も繰り返し覚えても、すぐに忘れてしまうで困りました。暗記なんてやっても将来の役には立たないだろうと踏んでいたので、余計に集中できませんでした。
ある時、書けない漢字があって困っていました。ぼんやりと教室の掲示物を眺めていると、何とその中にわからない漢字が書いてあるではありませんか!僕は大喜びしてその漢字を書き写し、そのテストをクリアしました。
ところが、二匹目のドジョウがいるはずもなく、その後、その方法は全く通用しませんでした。当たり前ですよね。そのうちに「消しゴムに書いておけば良いのでは?」という画期的な考えが浮かびました(あれ?これはカンニングでは?)
僕はコツコツと出ると予想される問題を、コンパクトにまとめて書くようにしました。カンニングはしませんでしたが、こうやると集中力が高まって、さらには出題者の視点で問題予測できるので、範囲が決まっているテストにはとても有効でした。
いやいや、そんな話はさて置いて、今日は、そんな受験生が心配なく会場に持ち込み出来るように配慮した文字なし「モノ消しゴム」をトンボ鉛筆さんが発売したので、紹介させていただきます。
トンボ鉛筆のプレスリリースを紹介します
株式会社トンボ鉛筆(本社・東京都北区、社長・小川晃弘)は、青白黒のモノストライプのみの文字なしモノ消しゴムを8月18日に、全国の文房具店と文具コーナーで発売します。
試験会場での所持品や服等に文章や英文字等がプリントされたものを制限する表記が受験上の注意(センター試験)にあることから、文房具選びで苦慮している受験生に対応しました。
商品名は「消しゴムモノPE01文字なし2Pパック」で、メーカー希望小売価格は(2個入り)税込129円(税別120円)です。本製品はグリーン購入法適合商品です。年間販売計画は6万5千個(パック)、780万円(小売価格)です。
既に販売しているトンボ印のみを刻印した「モノマークシート用<無地>鉛筆(3本入り)」(2015年10月発売)と合わせて、「書く」「消す」の受験文具で文字なし文具をシリーズ化させました。本製品の特長は次のとおりです。
■消しゴムは基本性能で定評のある消しゴムモノPE-01Aで、スリーブ(紙ケース)のデザインを受験向けに変更しました。PE-01Aサイズ(17×11×43mm)。
■スリーブは「モノ(MONO)」ブランドのシンボルである青白黒の3色柄で、色柄の他に文字、数字、記号を一切印刷していません。ユーザーには、文字や記号がなくても、当社の登録商標※である青白黒の色彩によりモノブランドの消しゴムであることを認識いただけると考えています。
■販売形態を2個入りにしました。受験生は、消しゴムを机から落とした場合の予備用として2個持参することが一般化しています。これは、試験会場での文具等の貸し借りが禁じられているためです。※モノストライプは「色彩のみからなる商標」として登録されました。モノ消しゴムのスリーブの青白黒のモノストライプは発売以来、踏襲してきたデザインで、新しいタイプの商標の保護制度において第一号「色彩のみからなる商標」として登録されました(2017年3月10日)。
でも、この「青」「白」「黒」の三色だけでMONO消しゴムってわかるってすごいですよね。ブランド力そのものだと思います。そのうちに、こういう文字が入っていなくてデザインだけで勝負出来る文房具が主流になるんでしょうね。楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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