手帳選びのシーズン到来です
もうすでに世間では手帳商戦が真っ盛りで、来年の手帳を何にするかという人たちで殺気立っているそうです。僕も昔は真剣に悩んでいました。手帳の選択で、その年そのものが決まってしまうかのような、そんな気がしていたのです。本気でした。
40歳を超えた頃から、手帳よりもノートを中心に考えるようになりました。美崎栄一郎さんの『「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 』という恐ろしい本に出会ってしまったからです。メモ、手帳、ノートでアウトプット思考に変わりました。
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)
- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2012/10/13
- メディア: Kindle版
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↑↑↑この本は絶対に読んでおくべき本ですので、お忘れなきように。
そんな僕なので「手帳」について語る資格はないように思われがちですが、とんでもないです。この世界のことでしたら、何時間でも議論しちゃいますよ。ということで、そんな意気込みを全面に出しながら、今日のブログを展開していきます。
手帳とノートの違いは何だ?
僕の文房具友達のらっしゅさんがこんなことをツイッターでつぶやいたので、思わず考え込んでしまいました。「あれ?手帳とノートの違いについて定義あるんだっけ?」らっしゅさんは、日付けか予定が書かれていたら「手帳」と決めていらっしゃいました。
らっしゅ@文房具大好きっ子倶楽部 部長 @supergoldenlush 手帳とノートの違いはなんだ? …と1日くらい考えてたけど、私の定義は 「日付か予定が書かれていたらそれは手帳」 …でいこうと決めた。 異議は認める。 #文好部
なんとも潔い結論です。さらには異議は認めると決めたことに関しての寛容度もありますので、僕なりに考えてみました。どれが正解かはどうでもよくて、こういう話がしたいだけなので、お許しくださいね。
昔は全部「帳面」だったのだ
昔々の話ですが、日本では全てノートは「帳面(ちょうめん)」と呼ばれておりました。その言葉が基本となり、様々な商品と言葉が生まれていきました。まず、そこから派生したのは「手帳(てちょう)」です。
基本は、備忘用の小型帳面として開発されたのが最初です。ちょっと考えたこと、聞いたこと、覚えておきたいことを書きつけるために手のひらサイズの「帳面」を作ったのです。もちろん、これはバカ売れしました。海外では元々この文化があったのです。
海外ではこの大きさ用途すべて含めてノート(notebook)なのですが、日本ではこの派生経緯があって「手帳」と「帳面」と区別されるようになりました。今では時代を感じさせる「帳面」という言葉が死語になり、今に至ります。
日本を代表する売れ筋手帳
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最後に言わせていただきますが、紙に思考を書き落として考えて、それを組み立てたり行動に移したりという行為はそう簡単には無くならないと思います。僕は死ぬまでやめるつもりはないので、あと数十年近くは必ず続くのです。
そんな時代が続きというのなら、もっと書くということを大事にしましょうね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。