書いた文字がすぐに乾くって、すごい!
パイロットの新しい筆ペン『瞬筆(しゅんひつ)』を試し書きさせていただきました。ありがとうございます。書き味も良い、色合いも濃い、そしてなによりすぐに乾くので気持ち良いということで、即買いしました。2019年はこのペンで締めます。
サラサドライが発売された時の感動が蘇ってくるようです。僕はサラサドライの発売が嬉しくて嬉しくて、0.7mmと0.5mmの赤青黒の3色を握りしめてレジに並んだことを昨日のことのように思い出します。今度は毛筆版ですね。素晴らしいことです。
毛筆って難しいですよね。普段、全く書く機会がありませんから、上達するわけがありません。力の入れ具合、とめ、はね、はらい、何をとってもわからないことだらけです。でも、時々「美文字クリニック」で指導してもらっているんですよね。
この「美文字クリニック」は、ペンズアレイタケウチさんが開催する『おかざき文具博』で受講することが出来ます。僕も最初はビクビクでしたけど、最近では進んでトライ捨てます。診断してもらうだけで、数ランクアップしますのでお楽しみにです。
筆ペンの書き方:初心者講座です
もちろん、僕もプロではありません。でも、自称文房具のプロですので、簡単な「筆ペンの書き方」をレクチャーしちゃいます。簡単、便利、気軽な感じで、初心者の方にはためになると思いますので、是非お付き合い願います。
基本、何をすればいいのかと言えば「筆運び」を覚えてしまえば良いのです。僕の名前は猪口文啓(いぐちふみひろ)と言います。「猪」「啓」という字は書き方を覚えるしかないので、繰り返し先生のお手本を見ながら反復練習をします。これで上達します。
また、幸運にも「口」「文」は、基本中の基本です。これをうまく書くためには筆運びをマスターすれば良いのです。特に「文」のはらいが入るところは見せどころですので、きっちり書きましょう。どこが一番太いのか?そこを意識すればいいのです。
そんなことを言っても、そんな簡単にうまくいくわけないだろ!と、おっしゃる方の声が聞こえてきそうですが、ゆっくりで良いので、この観点を持って毛筆に取り組んでみてください。必ず何か変わって綺麗に書けること間違いなしです。
そんなこと出来るか!という人のためのガイドブック
基礎の基礎から美しい筆文字がじっくり学べる 筆ペン練習帳 (インプレスムック)
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ワンランク上の美文字が書ける!! 極める! ペン字・筆文字練習帳 (COSMIC MOOK)
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NHKまる得マガジンMOOK 美文字を自在に 筆ペン練習帳 (生活実用シリーズ)
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この筆ペンでの毛筆練習本が四冊あれば、大抵のことは網羅しているはずです。
本当に瞬間的に乾くのか実験
せっかく本物を購入してきたので、やらなくてはならないことは一つだけです。それは、本当に瞬間的に乾くのかという実践です。ここまで書いてあるからには、嘘ではないと思いたいです。ここは楽しみでたまりません。実際に「猪」を書いてみました。
僕が選択した筆ペンは「やわらかめ」でした。そのペンは、思ったよりも筆先が柔らかいです。そして、なかなか腰もあります。ゆっくり書くように心がけているのですが、指がプルプルと震えてしまって、良い感じの文字になりました。
書いてすぐに擦(こす)ってみたのですが、確かにもう乾いてました。インクが手につきません。これはすごい発明ではないんでしょうか?書くスピードをコントロールしなくて、ストレスフリーで書けちゃいます。間違いない品質です!
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。