今日はエイプリルフールですね。コロナウィルスの感染拡大でとてもそんな気分になれない方も多いとおもいます。そんな状況なので、僕の過去記事の中から信憑性の薄かった話題を提供した思い出のネタを再度書き直してみました。4月1日くらいキレのあるブログ記事をお楽しみください(笑)
僕と夏休みとハサミの思い出
ハサミの切れ味が悪くなったらどうするか?これは人によってそれぞれだとおもうのですが、我が家ではおばあちゃん直伝の「アルミホイルをザクザクと切って切れ味を復活させる」という方法だけに頼ってきました。死んだおばあちゃんに教わりました。
僕たち兄弟は毎年夏休みになると、勉強しろとか、宿題をやったのかとか、テレビばっかり見ているんじゃないとか、マシンガンのように僕たちを拘束する母親から逃れるために、知多半島にあるおばあちゃんの家に避難していたのであります。
布切りハサミを使うと切れ味が悪くなるので、使った後はアルミホイルを数回ザクザクと切って切れ味を復活させてから定位置に戻しておくようにというのが、僕たちとおばあちゃんとの約束だったので、忠実に守って楽しい夏休みを過ごしていました。
こんな話を過去に提供したのですが・・・刃物のプロから言わせると、全く信憑性のないネタだったみたいです。アルミホイルを切ったくらいでハサミの切れ味が復活するとは到底思えないのだそうです。残念なことです(汗)
伝説の『ハサミの切れ味復活法』
文房具のプロである僕が今までに聞いた『ハサミの切れ味を復活させる方法』で、家庭で手軽に出来る方法を列挙しておきます。根拠は希薄ですので、真似してみたいという人は自己責任でよろしくお願いいたします。それでは思いつくベスト10です。
- アルミホイルやアルミ缶を切る。
- コルクでゴシゴシと磨く。
- 砥石で研ぐ。
- サンドペーパーで磨く。
- ガムテープで汚れを吸着する。
- アルコールで消毒する。
- ハンドクリームを塗る。
- 潤滑オイルを塗る。
- シール剥がしでふき取る。
- 除光液を塗ってふき取る。
ざっと、こんなもんではないでしょうか。でも、残念なことにプロに言わせるとあまり有効なものはないんですよね。僕の実家で延々と続けられてきたアルミホイルを切るという行為も、どうやら気持ちの問題だけみたいです。
ただし、この中でも砥石で研ぐとか、シール剥がしでふき取るなどといった行為は、実際的で良いと思います。でも、ハサミって噛み合わせも大事ですから、素人に調整は難しいですね。あのチョキンという音がするようなハサミに調整することにすら技があるのです。
実際に体験してみるとよくわかると思います。ぜひ、来年の関の刃物市にお出かけください。
一体何が、有効な手段なのか?
一番安心で問題なく切れ味が復活するのは「プロに任せて研ぎ&調整をしてもらうこと」だそうです。古来からハサミを素人が研ぐと切れなくなると言われていることにも納得できますよね。でも、研ぎに出すほどのコストをかけたくない方はこちらです。
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京セラハサミ研ぎ器の使い方
- はさみの刃をスロットに差し込んでください。
- あいだの砥石を軽くはさんでゆっくり前後に数回動かします
- すると、刃先がシャープに研げます。
- 研いだ後は刃についている汚れを取り除いてください。
- 支点のゆるんでいるはさみは支点を調整の上でご使用ください。
動画を見ていただけば、簡単に使い方が分かると思います。ただし、これも簡易のハサミ研ぎ器でありますので、仕上がりの満足度は個人差があることをご了承願います。でも、延々とアルミホイルを切っているより、効果が期待出来るのではないでしょうか。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。感謝します。今日は自分で撮影した写真を「マークアップ」をしてみました。なんだか自分の写真だなぁって感じがして、とっても嬉しいです。こういうのコツコツやるの良いですね。