昨日から、ネットの世界で文房具好きの人たちの間で話題になっているニュースです。
ついにこの時代に筆記具の革命がやってきました。紙巻タイプの軸は以前からあったものの、ここまで本格的に大手が取り組んで、そして大きなニュースになったのは初めてではないでしょうか?SDGsやカーボンニュートラルが叫ばれる時代、当然の流れかも知れないです。
しかし、プラスチックを削減して紙?という疑問は残りますけどね。
三菱鉛筆株式会社は、日本製紙株式会社、株式会社昭和丸筒の協力を得て、紙で構成されたインク収容管を用いたリフィルの開発に、世界で初めて成功いたしました。
このたび開発した紙製リフィルは、3層の独自の開発紙と最外層のパーチメント紙にて構成したもので、全4層構造となっています。紙製リフィルの開発にあたり、使用するインクの浸透性、ガスバリア性などインクに関わる特性と、紙管の機械的性質である反発力や、巻き強度などに対してテストを重ね、構造を検討いたしました。
その結果、インクが長期間リフィル内にあってもインク漏れ、インク染み出し、巻き形状のほつれなどが発生せず、形状を維持することが可能な構造を実現しました。紙を使用することにより、従来のリフィルとの比較で、プラスチックを約88%減らしています。
なお、インクは、“クセになる、なめらかな書き味。”というキャッチフレーズで大変ご好評をいただいている、なめらか油性ボールペンのインク「ジェットストリームインク」を搭載しています。さらに、インク量はジェットストリーム スタンダード(SXN-150系)リフィルの約1.6倍となっており、従来品に比べて長い期間使うことができます。
(三菱鉛筆プレスリリースより引用)
なんとなくプラスチックって、エコな素材だというイメージをしていました。石油の全使用量の7%くらいがプラスチックに変わるはずです。これがプラスチックにならなかったら、もっと膨大なエネルギーを使うことになるはずです。違うのかな?
こういう世の中の動き、注意して、検証しながらやっていきたいものですね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の皆さんに感謝です。