今日の文房具ブログは寺西化学工業株式会社の「大正浪漫ハイカラインキ(モダンレッド)」の紹介です。なかなか良い色合いでしたので、この秋にお勧めしたいです。
今回発売されたインクは、全4色です
大正五年創業当時、寺西化学工業の看板商品は筆記用インキでした。世の中に彩りを提供し、生活に貢献したいという当時の夢は今も変わりません。
夢見ることで激動の時代を乗り越えた大正時代の人々のように、当時からの私たちの想いを今一度インキビンに込めました。
以前、寺西科学さんの歴史を東急ハンズさんの冊子で読ませていただいて、すごい会社だったんだなぁと感心したことがあります。こういう伝説的な歴史を持つ会社は、なかなか難しいのでしょうね。今後、どうなっていくのかなぁと思ってました。
今回発売された万年筆インクは、なかなかの出来栄えです。万年筆インクとして優れているというよりも、パッケージや売り方が良いですね。色合いも今までにない感じで、存在感があります。僕は、モダンレッドを購入してみました。
色はこの4色です。
- モダンレッド
- メランコリックブルー
- ジェントルグリーン
- サロンドバイオレット
皆さんなら、どの色をチョイスしますか?全色?それは欲張り過ぎですよ(笑)。
やはり、ガラスペンが良いかも!
この大正浪漫インキ、かなり濃い感じがします。ガラスペンで書くのが無難かな。
ガラスペンで書くなら、全色買っても良いですね。
最近ではたくさん万年筆インクが発売されてて、購入する時に迷ってしまいますよね。そんな時に、こんなガイドブックで事前に絞り込んでおいて、お店に行って試し書きさせてもらえたら、その色合いを見て決めると良いと思います。
『趣味の文具箱』 インク愛が止まらない…
赤インクの選び方に悩みました
僕は万年筆を朱入れ用に使いたかったので、なるべく使っていた赤ボールペンに近い色合いのものが良いなぁと思って探していました。万年筆自体は、ペリカンですんなりと決まったものの、インクが全然決まらなかったのです。
ペンズアレイタケウチさんで何度も試し書きをさせてもらっても決めきれなかったので、諦めてペリカンのスタンダードインクを選びました。結局は自分の方からインクに寄せていったので、まったく問題なかったのですが、懐かしい思い出です。
みなさんも、ぜひぜひたくさん悩んでください。
そうするとインクの素晴らしさと自分との相性がよくわかりますよ。
お店に偶然いらっしゃった達人が試し書きしてくださいました。うまいです!
一番左の文字が「モダンレッド」です。
この色合い、いかがでしょうか?とても秋らしいノスタルジックないものを感じます。この季節に届ける手紙にマッチすると思うんです。
何も郵送するだけが手紙ではないので、ちょっと一筆箋を使って気持ちを伝えるだけでも充分かと思います。ありがとうだけでも嬉しいですよね。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。
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