- 文房具朝食会@名古屋は、鰤(ぶり)しゃぶでした
- 知多半島の正月は鰤(ぶり)なのです
- 集合場所に来なかった矢田さん(笑)
- 本当に鰤(ぶり)が捌けるのか?
- なんと予約していても魚市場は時価だった
- あわせて読んで欲しい僕の文房具ブログ
文房具朝食会@名古屋は、鰤(ぶり)しゃぶでした
僕は2年ほど前に「鰤(ぶり)を1本まるごと魚市場で購入してきて、自力で捌いて、年末の忘年会で、文房具朝食会@名古屋のメンバーを集めて鰤しゃぶをやる!」ということを宣言しました。ところが、何もせず時間だけが過ぎました。
メンバーから「口だけ男」みたいに言われたり、「もうそろそろ鰤しゃぶですか?」と嫌味を言われたりして、もう逃げ切れなくなってきたので、観念してメンバーにお手伝いしてもらいながら鰤シャブ朝活をやることになりました。
このふがいない僕を支えてくださいましたNO DETAIL IS SMALL を経営されていらっしゃる矢田夫婦、大部分を捌いてくださった中村さん、厨房を立ち回ってくださった金山さん、安田さん、本当にありがとうございます。感謝です。
その一部始終のエピソードを記録しておきますね。今回は文房具の話ではありませんが、僕の主催コミュの『文房具朝食会@名古屋』の活動のひとつですので、何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは早速始めていきますね。
知多半島の正月は鰤(ぶり)なのです
僕に田舎は知多半島です。今でも野間灯台の近くに実家があります。子供の頃からお正月といえば鰤(ぶり)でした。たっぷり脂の乗った刺身に醤油と山葵でご飯を食べます。お正月の三が日は、そんな食卓でした。
それは自宅にいても祖母の家に挨拶にいっても同じような状態でしたので、日本中そんなかんじなのかな?と思っていたら、そうでもないみたいです。我が家はおせち料理すら作らないので、普段と変わらない日常を過ごしています。
良いとか悪いとかではなく文化なんでしょうね。何を大事にするかで変わってくるものなのでしょう。僕はこの幼少期の経験を基準にして『鰤シャブ』を提案したわけです。こういう文化論議をやってもいいかもしれないですね。
集合場所に来なかった矢田さん(笑)
その日の7時45分、僕と矢田さん、中村さん、金山さんはNO DETAIL IS SMALL に集合することになっていました。矢田さんからは事前に「前の日が忘年会なので、お店で寝てます。電話して叩き起こしてくださいね。」とのことでした。
僕は嫌な予感がしていましたが、大人なので大丈夫だと思っていました。他の3人は予定時間前に集まりましたので、時間になってから矢田さんに電話しました。残念ながら何度コールしても反応がありません。だんだん心細くなってきました。
なんとか寝ている矢田さんを起こそうとドアを叩いたり、持っていた紙のケースに入ったボールペンを2階の窓に投げつけ、音を立てて起きてもらえるようにトライしたのですが効果はありませんでした。
実は本人は、忘年会の延長でまだ別の場所で飲んでいたのです(笑)起きるわけありませんよね。それがわかった我々は矢田さんを残して市場に向かい、魚や野菜、そして調味料などを買い付けしたのです。とってもお値打ちに買えました。
本当に鰤(ぶり)が捌けるのか?
僕は鰤(ぶり)を捌いた経験がありません。今回、文房具朝食会@名古屋のメンバーでも魚料理が出来ることで有名な中村さんにヘルプをお願いしたので、こころ強かったですが、本心は不安でした。(実際には98%くらいやってもらいました)
僕が心の友として選んだのがYoutube動画です。この動画を何十回もみたのです。すると、なんとなくやれるような気がしてきました。実際には見るとやるでは大違いだったのですが、こういう便利なものを利用しない手はないなぁと思いました。
実際に作業したのは、皮をはぐ部分と切り身として柳刃包丁で切り落とすところだったのですが、油断するとすぐに品質が変わってしまったり、失敗してしまうので、面白いなぁと思いました。この技術は習得しておけば一生使えますね。
とても簡単にみえるんですけど、実は包丁の入れかたとか奥の深い世界です。簡単に見ただけでは理屈はわかるのですが、難しいものです。
なんと予約していても魚市場は時価だった
矢田さんに水曜日に予約してもらって、10キロの鰤をキロ当たり価格1600円くらいで購入出来る予定でした。ところが、当日魚市場のお店に行ってみると、お店の方が「高騰している。¥2000くらいでどうだろうか?」
こんな風に僕に交渉してきました。「え?」僕は市場のルールを知らないので、「そんなに高騰しているんですか!」と驚きの表情を隠さずに話を聞いていると、最終価格は¥1850まで下げてくれました。まさに時価ですね。
僕はこのあたりから調理にむけての戦闘モードに入っていきます。矢田さんが「そろそろ飲み始めて良いですかね?」と僕に確認してきたので「は?」と、高圧的な視線を送ったそうです。自分ではわからないところで、殺気立っていたのかも(笑)。
さてさてこの、文房具朝食会@名古屋の鰤シャブシリーズは明日以降に続きます。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方に感謝です。